人生をより良くするキーワードは「今いる場所」。『これから、どう生きるのか』 の読書感想

これから、どう生きるのか 〜人生に大切な9つのこと〜

幸せな暮らしは探しに行かなくてもいい、今の暮らしの大切さに気がつけば。

本田健著『これから、どう生きるのか』 (大和書房)の読書感想です。

この本について

「人間関係」「お金」「仕事」「家族」「パートナーシップ」「時間」「健康」「運と運命」「生きる目的」この9つの視点で人生を見つめなおす本。

人生で何が大切なのか、何に意味があるのか、自分の生き方を見つめなおすための、かっこうの一冊となっています。

以下、本書の読書メモです。

人生は迷いの連続(P4)

人生は悩みや迷いの連続。

30代のときは30代ならではの問題があり、40代には40代の問題が。50代60代にも年齢に応じた問題がやってくる

○歳になったら悩みがなくなるということはない。

人間関係は力学(P23)

人間関係は相手との組み合わせによって関係が瞬時に変わってしまう。

例)

超ポジティブマンと一緒にいるとき→別れたあとどっと疲れる

威圧的で暗い人と一緒にいるとき→緊張してしまう

オドオドした人と一緒にいるとき→こちらがリードしたり、上から目線の態度になってしまう

特に、家族関係は人間関係の力学の影響が顕著に出てくる。

親がポジティブかネガティブか、兄弟はどうだったか、そういうことを思い起こすと、自分の性格への影響が分かってくる。

人生で影響を受けた人(P29)

生き方や価値観、人生で影響を与える人たちについて。

1・両親

→望む望まないに関わらず、親の存在は生き方のモデルに大きな影響を与えている。

2・祖父母

→祖父母の影響も案外大きい。祖父母のお金との付き合い方、仕事の価値観など、隔世遺伝のように伝わっているいることが多い。

3・兄弟姉妹

→兄弟が優秀か、病弱か、一緒に育ってきた兄弟の存在は生き方モデル形成に無視できない影響力がある。

4・友人たち

→小中高大、周りにいた友人と関わり、互いに影響し合う。周りにいる友人を見れば、自分の生き方が見えてくる。

5・先輩後輩

→上下関係を通じて「世の中にはこんな人がいるんだ」ということを学ぶ。

6・取引先やお客

→仕事関係者のキャラ(いい人か悪い人か)によって、仕事のやりがいや満足度が変わってくる。

人間関係の原則(P40)

家族や仕事で付き合う人は選べないかもしれないが、プライベートは、誰と付き合うかどうかを、自分の意志で選ぶことができる。

ポイントは、一緒にいて素敵だと思う人と一緒に時間を過ごすこと。魅力的、素敵だと感じる人と過ごせば、人生も充実する。

一緒にいて面白くない、楽しくない、そういう人間関係からは距離を置く。

お金を奪う人、増やしてくれる人(P56)

お金の面から見ると、人には二種類の人がいる。

それは、自分にお金を持ってきてくれる人(得をさせてくれる人)と、自分のお金を奪っていく人(損させる人)。

お金を持ってきてくれる人は、ビジネスのチャンスになる話を教えてくれたり、一緒にいるとこちらも豊かになっていく。

が、お金を奪う人は、付き合っているといつの間にかお金が減っていく貧乏神のような人。

経済的にきちんとしようとするなら、その人はお金を持ってくる人か奪う人なのか、見極めることが大切。

お金の器を見極める(P61)

人にはお金の器がある。自分の器を大きく超えてお金を稼ごうとすると負荷がかかり、人生のバランスが崩れてしまう

最高なのは、自分の器に見合ったお金を稼ぐこと。お金はたくさん稼げばいいというものではない。大きく稼ぐものは、それ相応の問題もやってくる。

自分はどれくらいの器なのか、それを見極めることが肝心。

時間泥棒に注意する(P122)

人生は時間。時間はとても大切なもので、どう使うかで、人生が変わってくる。

世の中には人の時間をダラダラ奪う時間泥棒がいる。彼らに関わってしまうと、貴重な人生の時間をムダに奪われてしまう。

誰に時間を使って使わないかは、きちんと自分なりのルールを持つ。

人生3回は不運がやってくる(P155)

人生は、少なくとも3回不運なことが起こる。

それはどうしようもないことなので、不運に見舞われたときは、「どうしてこうなった」なんて考える必要はない。

やってきたことに対処にすることに全神経を注ぎ、具体的な行動を起こしていく。そうすればいつか不運は終わる。

人生は結果オーライ(P176)

基本的に、思い通りにならないのが人生。

希望の大学に入れず、希望の彼女と結婚できず、希望の年収が稼げない。人生はこんな思ってもみない、失望の連続。

だけれども、自分の思い描いた通りの人生とはぜんぜん違う場所にいても、それはそれで楽しめる。むしろ、想定外の人生にこそ意味がある。

なるべくしてなった自分の人生を見つめてみると、そこには意味がある、大切な何かがあるはず

感想など

ソフトで読みやすい文章ながら、繰り返して読んでみると、「こういう考え方、見方があったのか」と学びがある本。

人生は一つの側面だけで見ることはできなくて、人間関係、お金、仕事、いろんな側面から総合的に見て始めて、「俺の人生はこうだ」と答え(現時点の)を出すことができます。

自分の人生はこれでいいのか、これからどうするのか、いろんな角度からバランスを見て考えていく。それによって、足りないもの満足しているものが見えてきます。

この本では、「人間関係」「お金」「仕事」「家族」「パートナーシップ」「時間」「健康」「運と運命」「生きる目的」9つの視点で人生をチェックできます。

お金を奪う人持ってくる人の話とか、運命論の話とか、自分の人生にてらして読んでいると、いろんな発見があります。

本を読むことの良さというのは、新しい考え方、見方が学べるところだと思っていますが、見方、考え方を知っているか知っていないかは、大きな違いになってきます。

自分の人生をとらえるにも、「こんな考え方がある、なら自分の場合は?」というように、意味がある振り返りができるようになってきます。

人生に正解はないのかもしれませんが、一度きりの人生、「これで良かったんだ」と納得できる人生にしたいもの。

タイトルにビビビと来た人は、この本を読んでみると、いろいろ発見があるかもしれませんよ。

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