人生を生き抜く自分ルール。『人生の十か条』を読む

人生いろいろ。

挫折や失敗、トラブル、不運。生きていれば、本当にいろんなことが起こります。

人生何が起こって大切なのは自分自身を最後まで信じること。そのための拠り所となるのが、自分のルール。

「自分はこうする!」という指針を持ち、それを頼りに生きていく。自分ルールを持つことの大切さを素直に納得できる。

それがこちら。辻仁成著『人生の十か条』(中公新書ラクレ)です。

この本について

本書は作家やミュージシャンなど、マルチで活躍している著者が自らの生きる姿勢にしている十か条を本にして公開したもの。

人生で何かが起こる度、この十か条を心で唱えて乗り越えていく。自分を自分で応援するためのヒントが満載。

自分の人生において、確固たる指針を持つことの意味と大切さを実感することができます。

以下、本書の読書メモです。

運気を下げない十か条(P14)

運はずばり気の流れ。人が気を運んできて、それが流れていく。

そこで大切なのは、まず自分で自分の気を下げないこと。そのための10か条がこちら。

1・カッカしない

2・帰る道を変える

3・マンホールの蓋を踏まない

4・アホでいいからプラス思考する

5・いくつかをあきらめる

6・とりあえず寝る

7・ありがとうは心をこめて言う

8・許せないことを許す

9・「自分は運がいい」と信じる

10・運ぶことを意識する

幸せになる10か条(P20)

人生どんなときでもなんとかなると思えばなんとかなる。

自ら幸せに近づく気持ちを持つこと。そのために大切なのがこちら。

1・自分を不幸と思わない

2・不平不満愚痴吐きマンから遠ざかる

3・幸せな人に紛れ込む

4・小さな幸せをかき集める

5・一人きりをさけて自己否定しない

6・楽しいことを計画する

7・暗い歌を遠ざける

8・明るい未来をイメージする

9・不幸に慣れない

10・不幸そうなものからガン逃げする

自分を大切にする10か条(P26)

人生の基本は自分。自分を大切にするために意識したいことがこちら。

1・嫌なら無理しない

2・気疲れする前にやめる

3・自分を犠牲にしない

4・使い捨てにされない

5・利用されない

6・自分の人生であることを忘れない

7・後悔はもうしない

8・人生を楽しむ

9・とにかくしっかり眠る

10・幸せになる権利があることを思い出す

迷ったときの10か条(P34)

選択で迷ったとき。これからのことに迷ったとき。思い出したい10か条。

1・迷ったらやめる

2・本心を確認する

3・失敗は失敗

4・体調が悪いときは決めない

5・相談しない

6・迷わないと心に決める

7・楽しい方を選ぶ

8・財布と相談する

9・清水の舞台から飛び降りない

10・成功より幸せを選ぶ

いい人にならない(P60)

いい人になりたくて、自分を犠牲にするのは本当に人生のムダ。人からどう思われようと、自分は自分を大切にしていい。

人を許せなくていい(P74)

どうしても許せない人がいてもそれでOK。もう二度と関わらなければそれでいいから。

親友とは(P84)

これが本当の親友と言える10か条。

1・たまにあっても同じ安心感がある

2・損得に関係なく付き合える

3・本音で話せる

4・気持ちを察してくれる

5・裏切らない

6・成功を自慢できる

7・真夜中に電話しても怒らない

8・苦しいときに苦しいと言える

9・幸せなことを教えてくれる

10・この世界にいる希望のように感じる

積極的に逃げる(P122)

生きている限りストレスはなくならない。頑張ってもどうにもダメなことはどうにもならない。

無理なことに執着すればストレスはますます増加。

にっちもさっちもいかなくなる。嫌なこと。どうにもならないことは、意地を張らずに早急にあきらめていい。

人生逃げるが勝ち。ストレスの原因からはともかく逃げること。

感想など

人生訓だけど説教臭くなく、自然に納得して読める本。

○○の10か条→説明という感じで、とても内容が分かりやすく、今すぐ実践できる話がたくさんあります。

思えばこの世の中、本当にいろんなことがあります。納得できないこともたくさんあります。

しかしそんななかで、少しでもより良く1日1日を過ごしていく。

ささやかでもいいので自助努力を続け、自ら前進していく。そして少しでもより良い結果を手にしていく。

そんな前向きな姿勢は持ち続けたいところ。

この意味で本書は、人生を前向きに生きる人への応援歌。この10か条を参考に自分の10か条を持ち、これからをよりよく生きていく。

そんな元気がもらえる本です。

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