「今、毎日がつまらない。自分の人生、こんなものでいいのか・・・。」
人生は迷いの連続。人間関係、仕事、あれこれ悩んでしまうもの。
「人生を見つめ直し、変えていきたい。辛い現状を打破したい。心の支えが欲しい。」
そんなときに力になる、よりすぐりの名著を紹介しているのがこちらの本、三輪裕範著『自己啓発の名著30』です。
この本は、「自伝」「人間論」「生き方論」「知的生活論」の四つのジャンルから、自己啓発の名著が紹介されている本。具体的には次のような本が紹介されています。
自伝
・ベンジャミン・フランクリン『ベンジャミン・フランクリン自伝』
・エドワード・ギボン『ギボン自伝』
・福沢諭吉『福翁自伝』
など合計7冊
人間論
・マキャベリ『君主論』
・ラ・ロシュフコー『ラ・ロシュフコー箴言集』
・ヴィクトール・フランクル『夜と霧』
など合計5冊
生き方論
・セネカ『人生の短さについて』
・マルクス・アウレリウス『自省録』
・洪自誠『菜根譚』
など合計11冊
知的生活論
・ショウペンハウエル『読書について』
・小泉信三『読書論』
・ハマトン『知的生活』
など合計7冊
この本で紹介されている本はどれも名著ばかり。私もここで紹介されている本を何冊か読んでいますが、どの本も読むことで人生を見直す良い刺激をもらいました。
個人的には、『君主論』や『人生の短さについて』、『自省録』、『菜根譚』の4冊がお気に入りで、定期的に読み返しています。古典というと古臭いイメージがありますが、そんなことはなくて、普遍的なことはいつまでも変わらないということを教えてもらいました。
本書は「自己啓発」というタイトルがついていますが、いわゆる現代で流行している「成功哲学」や「成功して金持ちになる!」系の自己啓発書ではありません。
むしろ、人生の価値観や行動倫理など、人生の本質的な部分を見直すための本が中心。実利的な即効性は期待できないかもしれませんが、人生の生き方や精神的な満足感など、得られるものは多いと思います。
私もこの本に紹介されている名著を読破したいと思います。
本の購入はこちら