ジブリ成功の立役者、鈴木Pの考え方が分かる一冊『ジブリの哲学』の感想です

ジブリの哲学――変わるものと変わらないもの

普段アニメを見ない私でも、ジブリ作品は「紅の豚」と「平成狸合戦ぽんぽこ」をのぞいて全て見ています。

最近、「千と千尋の神隠し」を見なおしてみたのですが、良い映画というのは何年経っても良いものです。

一番好きなのは「もののけ姫」。

音楽といい、作品の哲学といい、見るたびにあれこれ考えてしまいます。映画の冒頭、アシタカが呪われて故郷のムラを去るシーンなんて、最高に涙腺がゆるみます。

ところで、ジブリというと宮崎駿監督のカリスマ性が話題を集めますが、映画の宣伝などでジブリを支える鈴木敏夫さんの存在も大きいものがあります。

ジブリ作品をプロデューサーという立場で支えている鈴木敏夫さんが、ジブリの様々な裏話や、鈴木プロデューサーがジブリ成功のために考えていたことなどがまとめられているのが「ジブリの哲学」。

ジブリが会社組織になるまでの話、人材面、宮崎駿の仕事の哲学など、ビジネス書としてもとても興味深い話が書かれていて、一流の仕事には一流の哲学があるということを感じます。

ジブリを支えた名プロデューサーがどのように考えてジブリを売っていったか、その思考法が垣間見えて、とても勉強になりました。

ジブリ成功の裏側には、様々な意図と工夫、マーケティングがあって、それが今のジブリの成功を支えていることが分かります。

この本を読むと、「自分たちのやり方、一番ベストな方法を貫き、それで結果を出す」ことにこだわっているのが分かります。まさしく、プロの職人集団ですね。

この本を読んで、またトトロから見なおしたくなりました。

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