こんな生き方は実際に可能?『お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。』の感想

お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。

実家居候ニートから成功したノマド起業家になったという伊勢隆一郎著『お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。』 を読みました。

著者の経歴ですが、

大学時代に起業するも失敗、ニートに→一念発起で再起、ウェブライターに→コピーライターとして成功→1日2時間の労働で銀行残高が10万円単位で増えていくような生活

という、何とも凄い経歴で驚きます。

この本について

本書の内容ですが、よくある「こんなダメ人間だった私が○○して大成功した。あなたもそれができますよ。詳細はこちら(高額セミナー)」系の本です。

本書の内容を読んで感動、高額セミナーに参加したとしても、もとがとれるかどうかは、本人次第かも。

ただ、商品の売り方、切り口の考え方など、後半部分のマーケティングの考え方はとても勉強になります。

この本を読んで、著者のセミナーに参加したくなったら、「なぜ自分はこのセミナーに参加したくなったのか?」と自問して、そのきっかけや理由を考えると、自分の商売のヒントにできますよ。)

以下、本書を読んで気になった内容と考察です。

気になったところなど

・ビジネスの基本(P123)

→お客さんの求めるものを提供(お客さん視点を徹底)

・売れるのはお客さんの悩みと不安、恐怖を解決してくれるもの(P131)

→買うメリットよりも買わないデメリットを強調

・商品製作の際、お客さんに確認すること(P132)

→1)悩みと不安、2)恐怖、3)目標、4)手に入れたいライフスタイルを聞き、どんな夢があって、どんな悩みがあるかを尋ねる。

・ビジネスが上手くいく3つの条件(P140)

→1)自分が好きなこと、2)自分が誰よりも得意なこと、3)かつ人に必要とされること

・ビジネスが成功したら気をつけること(P163)

→ブランドやアーティストが売れなくなるのは、ファンの心が離れてしまったとき。ファンの変化、心理的なものと売り手の距離感ができたとき。成功しても調子にならない。

感想など

この本は成功した著者の体験が半分、後半はマーケティングの考え方が中心。

後半部には商品の考え方から売り方、なぜ人はモノを買いたくなるのか、その仕組みが書かれています。

著者の体験云々は別として、コピーライティングを仕事にされている方には、勉強になることが多いと思います。

私も、文章で生活費を稼いでいる人間ですので、この本の後半部分の内容は参考になりました。

特に、文章の書き方1つで、商品の売り上げはガラリと変わるのは事実。

人がどうしたらモノを買うのか、その感情、動機を理解できれば、商業ライターとしての実力アップが期待できます。

ノマドに憧れる方、独立開業して、マーケティング力を駆使して商品を売っていきたい方には、参考になる考え方が詰まっている本だと思います。

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