『他人の10倍仕事をこなす私の習慣』の読書感想 – 仕事はやり方、やり方を変えれば結果が出る!

他人の10倍仕事をこなす私の習慣 (PHP文庫)

驚異的な生産力を身につけるためにはどうすればいいか?

和田秀樹著『他人の10倍仕事をこなす私の習慣』(PHP文庫)の読書感想です。

この本について

精神科医、受験指導者、大学講師、様々な分野で活躍しつつ年に50冊の本を出版する和田秀樹さんの仕事術を公開した本。

たくさんの仕事を抱えながら、なぜ大量の本を出版できるのか、効率的に仕事をこなす秘訣が学べる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

結果は才能よりやり方(P11)

物事が上手くいかないとき、つい「才能」を理由にしてしまうが、結果がでないのはやり方が悪いから

それは仕事の生産性も同じ。才能や能力を言い訳にしていては、いつまでも状況が良くなることはない。

上手くいっている人のやり方を盗むなり真似るなり、より良い方法を探して、工夫すればいい。

目標は時間より量で立てる(P20)

目標は具体的な行動量で計画を立てることが重要。

「何時間○○する」ではなく、具体的に何をするのか、量で計画を練る。

これから必要とされる付加価値人間(P31)

もはや、肩書や学歴だけで仕事を評価される時代は終わった。

何をどれだけ生産できるか、どの程度付加価値を与えられるか、仕事で評価される時代がやってきた。

こんな時代生き残っていくためには、組織に甘えず、独力で努力、試行錯誤、工夫できる人間が強い。

ネタを練るコツ(P58)

本を書くときの構成のコツ。

1・パソコンにコンテンツのキーワードを打ち込んでいく。

2・与えられたテーマについて、自分でブレインストーミング、片っ端から思いつくことを書いていく。

3・書いたものをグループごとに分類。取捨選択する。

4・絞った4つか5つのネタに起承転結をつける。

文筆業は数が重要。

数がこなせる人間は文章を書いて食っていける。ネタの作り方、構成の仕方については、自分なりのやり方を身につけておく。

スランプの解消法(P71)

スランプ解消法は仕事をやり続けることが一番。ともかく、自分ができることをやっていくことが大切。

どうしようもなくうつでダメなときは、そのときは仕方ない。できるかぎり休み、仕事とは関係ないことをやる。じっくり充電期間に当てて休む。

躁状態で調子がいいときは、嫌な仕事を率先、サクッと片付けておく。

人間、誰でもスランプはやってきて、躁状態とうつ状態がやってくるので、その時々に応じた、ベストな方法でスランプを乗り越えていけばいい。

勝てない戦いは放棄せよ(P129)

自分の強みが発揮できない分野は最初から放棄する。

世の中、努力や研究で何とかなることもあるが、勝負となると、元から適正がある人間には叶わない。戦うなら勝つ確率が高い分野に参入した方がいい

資格取得の注意点(P138)

資格を取る前に意識したいこと。

1・その資格でどんなことができるのか?

2・実際に役に立つのか?

資格取得は、お金や勉強時間が必要。

資格取得をムダにしないために、事前に資格の有用性をしっかり考えておくことが大切。

感想など

「仕事は時間ではなく量で」

「勝てる確率の低いことはしない、結果が出やすい分野だけチャレンジする」

など、合理的な考え方が勉強になる本。

社会に出たら、どうしても結果にコミットしなければならない場面が多々出てきますが、結果を出すためには精神論だけでは難しいのが現状。

結果を出すためには、より良い、効率的な方法を模索する必要があります。この意味で、より良い仕事の進め方、考え方は常に学んで置きたいもの。

『他人の10倍仕事をこなす私の習慣』では、その点がとても合理的で、分かりやすくまとめられています。

2004年の出版と昔の本になりますが、今すぐ実践できる普遍的な仕事術が満載。この本を参考にすれば、「サクサク効率的な仕事ができる人」になれるかも!?

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