『大人のケンカ必勝法』の読書感想 – 世の中を生きていくための知的武装法

[愛蔵版]

大人は力ではなく知能で武装せよ!

和田秀樹著『大人のケンカ必勝法』(PHP研究所)の読書感想です。

この本について

大人が社会を生きていくための自己保身法について書かれた本。

いかに世の中を生き抜いていくか?

大人の戦いで打ちのめされないためにはどうすればいいか?

社会で生き抜くためにはどんなことを意識しておけばいいのか>

など、日々世の中を生き抜くための考え方を勉強できる実用的な内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

弱肉強食の世界を生き抜くために(P19)

世の中、みんな仲良く、奥ゆかしく生きていければそれでいいが、現実はそれでは難しい。

ケンカをふっかける必要はないが、自分の意見をしっかり主張できない人間は、不利な状況に甘んじてしまう。

我慢して泣き寝入りする人はとことん損をする

損をしないためには、言うべきことは言い、主張すべきことは主張する。現代を生き抜くために、この姿勢が必要。

戦う前の不安を払拭する(P84)

ケンカに弱い人は、戦う前から相手に心理的に圧倒されビビってしまう。

「こうなったらどうしよう・・・」など、余計な不安を持ってしまい、結果的に負けてしまう。

大切なのは、戦う前から不安に負けないこと。戦う前に心理的に負けないこと。冷静に、自己の主張をすべし。

無抵抗で相手の言いなりになってはいけない。抵抗の姿勢を見せることが肝心。

上司からの命令は責任の所在の確認をする(P93)

上司から「命令に従え」と指示されたときは、「○○さんの指示ですね、上手くいくんですね」と必ず確認し、責任の所在を明確にしておく。

会社の指示で動いても、下の人間が責任を取らされることはよくあるので、命令で動く前、責任の所在を確認しておくことが大切。

抵抗する相手の心理を読む(P115)

言い合いになって対立してしまう相手のなかには、冷静に話合えば和解できる人間もいる。

相手の反論に感情的にならず、相手の言動の裏側にあるもの、本当の欲求を読むことで、相手のニーズを満たす提案もできる。

共通の敵を作る(P130)

味方を作り団結させるためには、共通の敵を作ること。外に敵がいれば、敵と戦うための大義名分ができ、仲間をまとめやすくなる。

大人のケンカは感情的になった方が負け(P138)

大人のケンカは冷静さを保てるかが勝敗のカギになる。

感情的にならず、相手の話を聞く姿勢を持ち、周囲の人間をこちら側につける。相手の挑発はスルーして、冷静さを保つこと。そうすれば、相手は浮足だし、自滅してくれる。

勝つことより負けないこと(P160)

生き残るためには勝つよりも負けないことが重要

人生は長期戦。勝てなくとも負けなければ、1度の勝利で大逆転することもある。負けてノックダウンされないように立ちまわること。

万が一負けそうになった場合は、傷が浅く済むよう、早めに撤退する。致命傷を負うような敗北さえしなければ、またチャンスはある。

勝てない相手には面従腹背(P174)

戦っても勝てないことがわかっている相手には面従腹背。

表で従いつつ、臥薪嘗胆。力をつけるまではむやみに反抗せず、時期を待つこと。

相手の顔を潰さないこと(P197)

戦いのさいは、相手のメンツや顔を潰さないことに注意する。

相手のメンツを潰すと、戦いに勝ったとしても、後日の禍根を残し、面倒なことが起きる。相手の恨みを買わないよう注意すべし。

感想など

タイトルに「ケンカ」とありますが、個人的には「社会の荒波に殺されず生き抜く方法」的な内容の本です。

社会に出ると、否が応でも様々なトラブルに巻き込まれます。人間関係に仕事。めんどくさい、イヤなことが山のように湧いてきます。

そんななか、自分の身を守りつつ、生きていく。不要な荒波は立てず、相手と戦うことになっても、相手を打ちのめすのではなく、上手くやっていく術を見出す。

戦いになったら、負けないように気をつけ、細く長く。社会で生き抜くためには、本当にいろんな気遣いが必要です。

のほほんとしていると生きていければいいのですが、現実は難しいもの。いざというときは、立ち上がり、守るべきものを守るため、反撃する必要があります。

他人を攻撃せずにはいられない人』と合わせて読むと、いろいろ勉強になると思います。

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