ホリエモンの印象が180度変わる本。『ゼロ』を読む

東大中退でIT会社を興し大成功。

時代の寵児となり逮捕、刑務所に収監されたホリエモンこと堀江貴文さん。

堀江さんがその人生を語った本、『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド社)を読みました。

正直、この本を読んでホリエモンのイメージが驚くほど変わったので、こちらでご紹介したいと思います。

ホリエモンのイメージ

ホリエモンといえば、「金さえあればなんでもできるぞ、コラ」的な印象が非常に強くて、あまり良い印象を持っていませんでした。

ライブドアのテレビ局買収活動とか、政治家への立候補とか、とにかく目立ちたがり屋のオレオレオレマン的なイメージが強い人でした。

それであるとき本屋でふと見つけたのが『ゼロ』。

帯には、「なにもない自分に」という気になる文言が。それで読んでみようと思い読んでみたらこれはほんとにたまげた話。

TVで観たホリエモンと全然キャラが違うじゃないか、と。

人生を冷静かつ誠実に回顧

それで一体どんな本なのかというと、そこにあったのは仕事と自分の人生に夢中になっている一人の男の人生論でした。

収監され前科者になってしまったホリエモンが、監獄のなかで考えていたこと。今までの人生のこと。

非常に率直な姿勢で語っている印象が強く、あのイキったイメージのホリエモンはどこにもありません。

そのかわり、なぜ逮捕されたり人生が失敗してしまったのか。

その原因について、極めて真っ直ぐに振り返り、自分を隠すことなく語っている誠実な態度が感じられました。

言葉足らずが誤解を招く

「自分は言葉足らずで誤解されやすい」

と堀江さん自身が語っているとおり、自分もまさに、ホリエモン=拝金主義者というイメージを持っていました。

この本を読むと、本当にイメージの力というのは大きいものだ、と改めて実感します。

そして理解できるのは、ホリエモンはただの拝金主義者ではないこと。その思想の背景には徹底した合理性があること。

読後はそのことが強く印象に残ります。

したいことは全部やれ!

結局人生で大切なのは、自分がしたいこと、やりたいことを恐れずに挑戦していくこと。

お金が儲かるとかそういう話はおいておいて、まず自分がとことん夢中になること。仕事に熱中すること。

何より、やりたいことを全部やること。決して「自分の人生はここでいい」と自分を小さく規定しないこと。

すなわち、勇敢かつ自由に生きていくことを提唱しています。

これはまさに大賛成で、したいことをやり続けるよりも、したいこと。やりたいことをやる。

それがまさに人生の意味ではないか。本書を読んで、そう思います。

最後に

ということで、人の印象と実際の人柄というのは驚くほど違うのかもしれません。

イメージだけで人を判断するのは軽率。

マスコミのイメージの影響力はほんとうにすごいな、ということを思い知らされました。

もしあなたが私と同じように、ホリエモン=イキった拝金主義者というイメージがあるなら、『ゼロ』を読む価値があります。

「ホリエモンって、こんなキャラだったの!?こんな人生を送ってきたの?」と、驚愕できること、請け合いです。

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