『天才エジソンの秘密』の読書感想 – 天才を育てた母親の7つの教育方針とは

天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール

親の愛情なくして子どもの成長なし。

ヘンリー幸田著『天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール』(講談社)の読書感想です。

この本について

小学校3ヶ月退学、学歴なし、おまけに耳が悪いというハンディキャップを背負いつつ、様々な発明で後世に名を残したエジソン。

そのエジソンを育てた母親ナンシーの視点から、子どもの教育を考える本がこちら。

「基本は無条件の愛。子どもがどうであれ、存在を無条件で受け入れる。」

「好奇心を伸ばさせる。様々なものに触れさせ、興味を持たせる。」

「人と違う、ハンディキャップを持つことをマイナスと考えない。」

など、この本を読むことで、子どもの教育に本当に必要なことは何なのか、考えさせられる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

無条件の愛情が原則(P14)

親の無条件の愛情が、子どもの心の深いところで、大きな支えとなる。

子どもを他の子と比較するのはダメ。「成績が良いから良い子」など、条件付きの愛情ではなく、子どもがどんなときでも支えて受け入れ、信頼するのが親の役目。

ただし、子どもを受け入れることは、甘やかすことではない。ダメなことはダメ、良いことは良いと、明確に親が方針を示すこと。

悪いことをしたら叱り、良いことをしたら褒める。当たり前のことを当たり前にする。

ひらめいたら行動する(P49)

ひらめきは誰にでもある。問題なのは、その後のこと。

ひらめきがあれば、すぐに行動を起こすこと。ひらめきをスルーせず、行動してこそ、チャンスをモノにできる。

子どもの感性を育てる(P65)

いろんなことに興味関心をもたせ、感性を育てること。子どもが興味を持つことは、大切にしてあげ、興味を示すことをサポートしてあげる。

つねに「なぜ」を考える(P119)

学ぶことの楽しさを身につけさせるためにカギとなるのは、「なぜ」を考える習慣を身につけさせること。なぜそうなるか、そこを考えることが、学ぶ楽しさを育む。

量が質を変える(P145)

何度も何度も、できないことに挑戦していると、だんだんと状況が変わってくる。

無理に思えることでも、何度も繰り返しチャレンジしているうち、無理が可能になる。挑戦する価値のあること、やってみたいことは、何度も何度も、トライ&エラーをする。

量質転換の法則で、変化がやってくる。失敗してもくじけず、挑戦を続けるべし。

ハンディキャップはただの相違(P159)

ハンディキャップ、人よりも不利な点は、弱点やマイナスととらえず、人との個性の違いと考える。

場合によっては、弱点、ハンディキャップが大きな長所となることもある

長所を伸ばす(P210)

欠点をなくせば、長所も消えてしまう。欠点を矯正するよりも、長所を伸ばす。

感想など

「心の中でしっかりとした支えがあれば、人はいろんなことができる」ということを実感できる本。

エジソンが能力を発揮して発明家として歴史に名前を残せたのも、母ナンシーの存在があったからこそかもしれません。

もし、ナンシーが、エジソンのマイナス面(協調性なし、空気よめない、耳が悪い)をダメな部分としてとらえて、矯正しようとしたらどうなっていたか?

そう考えると、人の運命は不思議なものだと思います。

幼少期にどんな人間関係の中で育ったか、どんな環境で育ったのか、1つボタンの掛け違いがあるだけで、もしかしたら、人の運命はガラリと変わってしまうのかもしれません。

環境は、やっぱり大切ですね。

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天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール