潜在力を引き出す科学的方法がこれ。『「意識しない」力』の読書感想

「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体

うまくいくときはうまくいく。それがつまり自然体ということ。

小林弘幸著『「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体』(文響社)の読書感想です。

この本について

アスリートに指導を行っている現役医師が、最高のパフォーマンスを引き出すための無意識の使い方について説明している本。

この本を読めば、いかに「自然体」が重要であるか。「自然体」を引き出すためにはどうすればいいのか。

その基本的な方法が分かります。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P14)

私たちの能力は普段は抑制されている。そして、本当の能力とは、無意識下に潜んでいる。

つまり、無意識の力を引き出すことによって、私たちは自分の力を最大限引き出すことができる。

無意識の働き(P29)

意識しなくてもいつもどおりのやり方で体が動いてくれる。体が勝手に動いてくれる。これこそが無意識の働き。

これを、仕事や生活、勉強、あらゆる場面で生かすことができれば、人生は劇的に変わる。

ポイントは自然体でいること(P33)

意識し出したとたん、物事はスムーズにいかなくなる。

何も考えずに自然に行動できる。そこまでできるようになって初めて、自分の自然なパフォーマンスができる。

自分は自分を徹する(P42)

自分と他人を比べることは最悪の悪手。

そもそも他人は自分でコントロールできない不確定要素。だから人を意識すると自分のペースが乱れる。結果、物事がうまくいかなくなる。

ポイントは自分は自分。他人は他人。自分のペースを徹底すること。

環境を管理する(P79)

日々のほんの小さなストレス。それが自分の体調、気分に左右する。

小さなストレスをためないためには、環境に気を使うこと。とくに部屋は大切。ちらかった部屋はそれ自体が無意識のストレスとなる。

部屋はきれいに。きちんと掃除して、環境を整備する。こんな小さなことが大切。

無意識の力を引き出す方法(P110)

普段の暮らしで無意識の力を引き出す4つの方法。

1・ぼんやりと自分と向き合う。日頃の喧騒から離れ、ぼんやりできる時間を作る。

2・自然にできるくらい鍛錬する。

3・見よう見まねは大切。形から入って、無意識的に自然にできるようにする。

4・細々とした面倒事を自動化する。余計なストレスをためない。

ストレス解消の方法(P164)

ストレスは無意識の大敵。ためすぎないように注意する。

そのための方法としては、

1・無心にできる手作業に集中する。

2・1日1回、何かを片付けてスッキリさせる。

3・モノを置かないでスペースを広げる。

などの工夫が大切。

要は、自分が快適に過ごせる工夫をすること。

「なんとなくうまくいく」という直感(P194)

直感や予感は当たる。

とくに、「なんとなく」うまくいきそうなこと、良さそうなことは、感覚的にOK。その直感を大切にすること。

直感>理屈(P201)

あれこれ考えて迷ってしまうことは、自分の直感で答えを選ぶ。理屈で考えても迷うものは迷う。それなら、自分の直感を信じた方がいい。

自分にとって最善の答えは、自分の心が知っている。

感想など

「自然体こそが最強のパフォーマンスを発揮できる状態。そのために無意識の力を活用することが重要である」

そのことが強く印象に残った本。

無意識というと、どこかうさんくさい響きがあるものの、実は人生のあらゆる面で重要なのがこの無意識。

私たちが普段意識していることはほんのわずか。それ以上に、無意識が、意識を深いところで支配している。

ではどうやってこの無意識を使いこなせばいいのか。それが気になった方は、本書がおすすめ。

無意識との良い付き合い方が分かるかもしれません。

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