良い人生は良い部屋作りから。『部屋を活かせば人生が変わる』を読む

部屋を活かせば人生が変わる

環境が人を変える。人生を変えるなら、部屋を変えろ!?

部屋を考える会『部屋を活かせば人生が変わる』(夜間飛行)の読書感想です。

この本について

「人生を変えたい?それならまずやるのは部屋を変えることからだ!」

このように主張するのが本書。

人間は環境の生き物であり、努力より何よりも、まずは過ごしやすい環境整備が大切。そこで、真っ先にやっておきたいのが、自宅の部屋を過ごしやすい空間に改革する「部屋活」。

部屋のモノを捨て、片付け、生きた流れが通るよう家具の配置を変える。部屋を気持ちのいい空間に部屋を変えることによって、あなたも変わる。そんな環境の大切さを主張する掃除本です。

以下、本書の気になった内容です。

部屋を整えるメリット(もくじ)

部屋を変えるために大切なのは、道を作り、流れのある部屋にすること。すると、部屋が片付けやすい部屋になり、過ごしやすい部屋になる。

気持ちの良い部屋は、人の能力を開花させる。心にゆとりが生まれ、発想や行動が変わってくる。部屋を変えることで、あなたの眠っていた能力が目を覚ます。

あなたは変わる必要はない(P18)

人は、環境の生き物であるため、努力や意志だけで人は変わることはできない

「変わりたい」と思ったときにすべきことは、自分ではなく、環境を変えること。日常生活において大きなウェイトを占めているあなたの暮らす部屋を変えること。

汚い部屋は、ストレスを与え、気持ちを狭くさせる。

ジメジメとした部屋は気持ちを沈ませ、体調を悪くさせる。ダメな部屋にいたままでは、決して自分を変えることもできず、人生を変えることもできない。

そこで、まずやるべきことは、あなたの部屋を、居心地の良い空気が流れる部屋に変えること。自分を変える努力ではなく、環境を変える努力をすべし。

良い部屋と悪い部屋の違い(P28)

キレイな部屋が良い部屋ではない。

良い部屋は、人、モノ、掃除、食事、あらゆることが滑らかにできる流れがある部屋のこと。掃除もしやすく、部屋全体に流れがある部屋のこと。悪い部屋は、流れがつまって、掃除もしにくい部屋のこと。

部屋活のためにまずはこの掃除道具を(P71)

掃除に役立つ道具。1・クイックルワイパー、2・床を拭く雑巾、3・テーブルや家具を拭くためのフキン、4・羽ぼうき。

家具の配置は掃除のしやすさを重視する(P82)

良い部屋は流れが重要。そのためには、家具を掃除のしやすい配置にすることが重要。掃除機を使って掃除するとき、ラクラクと掃除できるのがポイント。

家具は必要なものだけ(P92)

アレコレ家具を部屋に設置するのはNG。家具は本当に必要なものだけを置く。本当に必要な家具は、ベッド、テーブルや椅子、本棚の3種類。

ものがない部屋は気持ちいい(P115)

たくさんモノを所有することで、部屋の空気がよどみ、空間を奪っていく。モノを持つことで、あなたが暮らす空間という貴重な場所がなくなっていく。

モノを制限する人はモノを大切にする(P137)

金持ち、成功者ほど、モノを大切にする。あれこれとモノを増やさず、必要なものを、大切に使う。

人間は努力よりも環境で変わる(P241)

人は環境で変化する。環境を変えることで、性格や能力がガラリと変わる。結局、人間は自分自身の努力や意志より、周囲の環境の影響の方が、影響力が大きい。

感想など

「人は環境の生き物、だから、生きていく上でもっとも大切なのは、どんな環境で過ごすか。なかでも、生活の土台となる家、住む部屋は、あなたの人生に大きな影響を与えています。だから、自分を変えて人生を変えたいと思うなら、住む部屋を変えなさい。そのための方法はこちらですよ。」

これが本書のメインテーマ。

この本は主に過ごしやすい部屋づくりに焦点を当てた内容ですが、本質的に強調しているのは、環境整備の重要性だと思います。

「理想の人生を生きるにはどうすればいいか。個人で努力をする。それも大切。しかし、もっと大切なのは、環境づくり。人は環境の生き物。人間に意志あれど、環境の悪いところでは、育つものも育たない。」

ここが非常に共感できるところで、人間は、意志や努力以前に、環境によって大きな影響を受けているのは間違いないと思います。

・どんな根が明るい人でも、毎日悪口や暴言でギスギスした職場に365日いたら?

・学者向けの勉強が得意な人が、体育会系バリバリの、筋肉系の環境で働くことになったら?

このように考えると、環境というものの重要性を、ハッキリ理解できます。

環境が合うか合わないか、人生の幸不幸を考える上で大きなファクター。所属する場所を間違えたあまり、人生の方向性すらあやまってしまう人がいる現状、自分がいる環境の影響がどんなものなのか、考えておくことが大切なのかもしれません。

同じような努力しているのに、上手くいく人といかない人がいるのか、「環境」というキーワードで考えてみると、なるほど、確かにそうかもと、納得させられることがたくさんあります。環境が合わないことの損害は、案外甚大です。

もちろん、環境を変えるといっても、職場を変えたり、引っ越したり、そう簡単にできない場合もあるかも。そういうときは、せめて自分の住環境、住んでいる部屋を変えることで、毎日の景色が変わることもあります。

確かに、人生行き詰っていて、何かを変えたいと思ったら、まずは自分の環境から変えていくことが大切なのかもしれません。

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