こんな時代だからこそ、働く場所はしっかり選ぶ!『就職先はブラック企業』の読書感想

奉公先選びに失敗することのリスクと危険性をこの本で。

恵比須半蔵著『就職先はブラック企業 – 20人のサラリーマン残酷物語』(彩図社)の読書感想です。

この本について

一時期社会問題化したブラック企業の事例集がこちら。

教育から運送、リテール等、業界別に「私はこんなブラック企業に就職して、こんなトラブルに遭いました」という例が紹介されており、読んでいると胸が変な感覚に襲われます。

全ての内容が本当かどうかは分かりませんが、世の中、現実的に「この組織はおかしい!」という組織があります。

転ばぬ先の杖ではありませんが、社会にはとんでもない会社があるという現実は知っておいて損はありません。

どんな会社が普通でそうでないかの判断は簡単ではありませんが、ブラック企業の事例を知ることで、「もしかしたら、うちの会社はおかしいかも・・・」と判断する基準にすることができます。

ブラック企業の問題点は、低賃金、反社会的、非常識な業務内容等がありますが、お金の問題なくして、ブラック企業の問題は解決できません。

普通の会社に就職できて、全うな生活ができるお金が稼げるなら、こちらに問題がない限り、変な会社に勤める必要はありません。

働くときはコスト意識を持つ

個人的に就職先、お金を稼ぐ上で大切なのは、コスト意識だと思っています。

どれだけ働いて(自分の労働力というコスト)どれくらい稼げるか、このバランスが重要だと感じています。

私が以前働いていた某仕事は、通勤時間を含めた拘束時間は1日およそ12時間以上(朝6時~夜9時)。それで月の収入が手取り20万程度という、時給にしたらかなり割りに合わない仕事をしたことがあります。

おまけに、責任が重く、人間関係のストレスが半端ない仕事で、必要な労働コストの割には全くお金が稼げない仕事でした。

人生、お金のためだけに働くわけではありませんが、人の役に立つ仕事をすればお金が稼げるといった話や、頑張れば報われるという話はインチキである現実はこの目でしっかり確認しました。

結局、方法を選択すれば、数時間だけ働らくだけでも生活するために必要な収入を稼ぐことはできます。

結局、仕組みと所属する場所の問題で、まともな生活を送りたかったら、働く場所や所属する組織を、我々働く人間がしっかり意識することが大切だと思います。

働くことへのトラウマが人生の大きな機会損失に

ブラック企業の何が問題かというと、一度そこに入ってしまったら、とんでもないダメージを受けてしまうということです。

まともではない環境でまともではないことをやらされ、そのダメージによって、働くことの楽しさ、お金を稼ぐことの喜びや達成感を経験できないまま、パブロフの犬状態で飼いならされてしまう・・・。

そしてやがては、そこから抜けだせず、自分の人生を悪い人間に安売りしてしまうしか選択肢がなくなってしまう。本当に恐ろしいことだと思います。

だからこそ、正常な判断ができるうち、人生をかけることができる場所、所属する価値のある場所をしっかり選ぶことが大切だと思います。結局、自分の人生は自分で決めるしかありません。

だからこそ、自分の目で、納得して働ける場所を見つけたいものです。そこを間違えなければ、仕事に打ち込むことができ、結果として、労働者が雇用者に利益をもたらすことができます。

働く人も雇う人も、両方上手くいく。そんな社会が実現されればいいですね。

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