『本物の教養を身につける読書術』の読書感想。本を読む人だけが得する本当の理由がこちら

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ネットさえあれば今すぐカンタンに情報が入手できる時代。

なぜわざわざ本を読む必要があるのか?ネットではダメなのか?その理由がスッキリ理解できる本がこちら。

出口汪著『本物の教養を身につける読書術』(ぴあ)です。

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『本物の教養を身につける読書術』について

この本は、受験の世界でお馴染み、カリスマ現代文講師として知られる出口先生が、なぜ読書が必要なのかを説いている本です。

「教養」という言葉をキーワードにして、なぜネットではなくわざわざ本を読むのか。それも、文学といった古典を読むのか。

教養を身につけるための具体的な読書論が満載の内容になっています。特に、論理力の話(P117~)については、ほんとうに分かりやすい。

論理力の話が理解できれば、なぜ読書なのか。ネットではなダメなのか。その理由もスッキリします。

ムダがあるから人生が豊かになる!

個人的に興味深かったのは出口先生の経歴。

先生は現役時代に受験に失敗して3浪生活を経験。その後関西学院大学に入学して、予備校のカリスマ講師になったという経歴の持ち主です。

『本物の教養を身につける読書術』では先生自身の体験から、若い頃は人生も読書もムダが必要であることを説かれていますが、これは本当に納得。

私も高校を出ると大学には行かず、故郷を離れ東京で夢を追いかける人生を選択。1年と半年間夢を追いかけたのち、大学に入学した経験があります。

その後も大学を卒業して30歳になるまで、あれやこれ、遠回りばかりの人生を歩んできましたが、そういうムダな時間があったからこそ、今の自分があることを実感しています。

最後に

人生は教養力。

今すぐネット検索してカンタンに情報が入手可能になった現代で、これから差となってくるのは教養の差。

教養は情報からは入手できず、普段の読書の質によって身につけることができる力。

『本物の教養を身につける読書術』では古典を教養を身につけるための読書と位置づけていますが、大切なのは書かれていることを正確に理解しようとする著者とのコミュニケーション力。

自分の主張、先入観を横に置いて、文章から本当の意図を理解しようとする頭の使い方。自分勝手に読書しても、教養は身につかないという話です。

ということで最後、この言葉を印象して、本書の読書感想を終了します。

頭脳というのは、訓練していれば必ず発達する。逆に、何もしていなければ衰える。読書は頭脳を鍛える上で最適な方法だ。

内容のある本を読んでいれば、毎日の刺激にもなり、脳を鍛えることにもなる。さらに人格を深めることにもつながる。

読書は一石三鳥の効果がある。

P156

本はこちら

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