確かにこのドラマは痛快だ。『半沢直樹』を観る

流行に遅れ、面白いと評判のドラマ『半沢直樹』を観ました。

半沢直樹のHP

URL:http://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

ゲオの宅配サービスでフルでレンタルしたのですが、あまりの面白さに全10話、ぶっ通しで観てしまいました。

半沢直樹という銀行員の男が、行内で様々な権力闘争に巻き込まれつつ、自信の信念を貫き通す、そのカッコいい生き様に、胸が熱くなります。

このキメ顔にキメゼリフ、何度観ても痛快です。

やられたらやりかえす!

追い詰められ、競争に負けそうになっても諦めない。最後にはこののドヤ顔+決め台詞。

相手が誰であれ、上司であれ、言うべきことはバシッと言い、筋を通す。しかも、やられたらやりかえす。偽善者ぶった善人論的なキャラでないのが半沢直樹の良いところだと思います。

倍返しだ!

それにしても、何がこのドラマを観て面白かったかというと、半沢直樹のキャラはもちろんのこと、ネチネチした敵キャラに、サラリーマンの実社会を描いたと思われる権力闘争です。

浅野支店長を始めやらせ検査で登場する人事部の方々、大阪国税局(のちに金融庁へ)のオカマ、京橋支店のゴマすり野郎、そして半沢直樹のラスボスである大和田常務。

半沢直樹に登場するライバルたちは、皆個性的で、見事にこちらの感情を逆なでしてくれます。

「なんでこんなにイヤな奴が出てくるんだろう」と思うほどイヤな奴が出てきますが、実際の会社では、学閥に派閥、競争がスゴイのかもしれません。

しかし、敵役のキャラの役者さんの表情がほんとうに素晴らしい。

イヤな奴1

この顔、まさにプロです。

イヤな奴2

しかし、なぜ金融庁のお偉いさんがオカマキャラなのでしょうか。

イヤな奴3

ラスボスの大和田常務。半沢直樹が銀行員を目指したきっかけを作った男です。

大和田常務

このドラマは、基本的に半沢直樹の復讐が主な物語。

最後に敵対する敵を土下座させるのですが、個人的には、半沢直樹に土下座させられた浅野支店長や、大和田常務がかわいそうに思えて、肝心の土下座シーンはあまりおもしろくありませんでした。

勝者と敗者という視点では、半沢直樹は確かに勝利したのかもしれません。

しかし、悪者であり敗者である人たちの事情(浅野支店長の改心や大和田常務の寂しい実生活)のことを考えると、復讐は確かに必要かもしれませんが、虚しさが残ります。

大和田常務の土下座

ところで、ドラマは「え、それで終わるの?」というような終わり方だったので気になっていたのですが、調べてみたら続編が制作される可能性があるそう。

半沢直樹の原作は『オレたちバブル入行組』というシリーズだそうで、この本のほか、『オレたち花のバブル組』や『ロスジェネの逆襲』というように、物語が続いていくようです。

とりあえずはドラマが楽しみなので、原作を読むのは控えたいと思いますが、それにしても、本当に痛快で面白いドラマでした。

相手が誰であれ、「オレはこう思う、こう信じるんだ!」ということを、ドヤっと言う。そんな筋の通った生き様は、得はしないかもしれませんが、人生に後悔することはないかもしれません。

半沢直樹の原作はこちら

オレたち花のバブル組

オレたちバブル入行組

ロスジェネの逆襲

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