『金持学』の読書感想 – 人生、もっと大きく考えていい

金持学(かねもちがく) (宝島社文庫)

男ならでっかく生きる!

関口房朗著『金持学』(宝島社)の読書感想です。

この本について

六本木ヒルズやプライベートジェット、競馬の馬など、派手なイメージで知られる経営者、関口房朗会長の人生哲学が語られた本。

人生で結果を出すために必要なこと、お金のこと、率直&ストレートな言葉の数々が上昇志向を刺激する内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

引用元は2003年12月発売の単行本です。)

肉を食べる(P46)

人生のガッツの源は普段の食事から。肉をガンガン食べエネルギーを高める。

成功する男の7箇条(P62)

関口流成功する男の7箇条。

1・セックスアピールを持つ。

→モテる男は迫力がある。迫力がある男は良い仕事ができる。仕事を頑張り、異性を惹きつけるくらいのオーラを持つこと。

2・昆虫人間にならない。

→365日同じことを繰り返すような進歩のない人間にならない。

3・自己投資を惜しまない。

→仕事や趣味、教養、自腹で自己投資する。自分でお金を使うからこそ自己投資は意味がある。自分を高めるために身銭を切る

4・基礎を積み上げる。

→何事も基本がある。基本をしっかり身につけるべし。

5・常に3年先を読む。

→先が読めれば先行投資ができる。今から3年先の動きを読み、それに応じて先手を打つ。

6・自己アピール力を磨く。

→人に自分のことを知ってもらう。どんな考え方をしているのか、どんな価値観を持っているのか、自分を知ってもらうためのアピールを惜しまない。

7・夢とロマンを持つ。

→夢とロマンは行動の源。それらがあるからこそ、いつまでも積極的に動ける。

失敗する男の特徴(P78)

関口流失敗する男の3つの特徴。

1・金に執着しない。

→お金はシンプルで分かりやすい判断材料。お金を軽視するものは成功できない。

2・人を大切にしない。

→人との出会いが成功を生む。人生、何かしら成そうとするのであれば、人間関係を軽視してはダメ。

3・失敗を知識化しない。

→失敗するのはいい。ただし何度も同じ失敗を繰り返すのはダメ。失敗を知識化し、次に生かす。

お金の現実(P87)

人生でお金はとても大切なもの。

お金があるからこそ、日々生活でき、品格や教養を磨くことができる。お金で知識、交友関係、人格が育つ。

お金を稼ぎ、しっかり使っていけば、人間的な成長もついてくる。決してお金を軽視してはいけない。

お金を持つことのマイナス面(P93)

お金を持つことは、良いことだけではない。

たくさんお金を稼ぐと、敵を作ったり、嘘や嫉妬といった人間のダークな部分を全面にした魑魅魍魎が寄ってくる。

お金持ちを目指すなら、彼らに騙され、打ちのめされながらも学び、成長していく必要がある。

男なら道化になれ(P99)

プライドが高すぎるのはダメ。自分で自分をからかう道化になり、笑いものになっていい。気張っていてはいけない。

これから起こること(P122)

世界がグローバル化するなか、常識と非常識が変わりつつある。

グローバルスタンダードの本質は、常識と非常識の逆転であり、今までの価値観が失われ、新しいものにとって代わられようとしている。

だからこそ、どの視点で物事を考えるかは、とても大切。

見方を変えれば、物事はプラスにもマイナスにもなる。プラスを探して追い求めること。それが、激動する時代を生き抜くコツ。

自分の将来像は自分で見つける(P126)

昔は、「こうすれば幸せになれる」というモデルがあった。

しかし、今は自分で自分の幸せモデルを見つける必要がある時代になった。人生の進路、方向性を自分自身で見つけ、答えを出す。

本当のプラス思考とは(P135)

本当のプラス思考とは、自分の足元を見つめ、反省すべきところを改める謙虚さを持つこと。

ピンチのときにこそカッコよく。失敗を人のせいにせず、自分の足で突き進む。

一流に触れる(P217)

本物はやっぱり違う。たくさんの三流品に触れるより、一つの一流品に触れる方が、触発されるものが大きい。

感想など

関口会長のスケールの大きさ、懐の大きさを感じる本。

この本では関口会長の人生哲学、失敗談が語り口調で豪快に語られており、その人生訓は直球ストレートで率直、スッと胸の中に入ってくる内容になっています。

自分で作った会社で部下に下克上されて社長の地位を追われた話など、波乱万丈な人生に驚き。どん底、頂点、人生の浮き沈みを経験したからこそ語られる言葉には重みがあります。

だからなのか、この本を読むと、「人生は思い切っていい、率直ストレートに生きよ!」と肩を押される感覚が。

自分の中の上昇志向を刺激してくれた本でした。

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