男の信念が事件の真実を明らかにする。『フローズン・グラウンド』を観る

フローズン・グラウンド [DVD]

実在の猟奇殺人事件を映画化。

ニコラス・ケイジ&ジョン・キューザック主演のスリラー映画『フローズン・グラウンド』(2013年)の感想です。

あらすじ

1980年代のアメリカ。

女性が暴行され、監禁される事件が。被害者は12年間で24人にも及ぶが、犯人は捕まらず。

刑事のジャック・ハルコムはなんとか犯人を検挙しようと奮闘するが、あるとき男に暴行されたという女性が警察に保護される・・・。

猟奇殺人犯をジョン・キューザックが、犯人を追う警官をニコ­ラス・ケイジが熱演。

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感想など

映画の冒頭に「事実に基づいたストーリー」という注意書きがあって、少し気になって調べてみたら、この映画は1980年代にアメリカのアラスカ州で実際に起こった連続殺人事件をもとにしているそう。

犯人はロバート・ハンセンという男で、地元では紳士として評判が良かったそうなのですが、売春婦を自家用ヘリに乗せ誘拐、縛った後荒野に離して「人間狩り」をするという、異常な犯罪だったよう。

映画では、ジョン・キューザックが異常犯罪者のロバート・ハンセンを演じていますが、善良さの影に見え隠れする狂気が、観ていてゾクゾクするほど気味が悪い。

個人的にジョン・キューザックというと、『マルコビッチの穴』で演じていた狂気じみた男のようなイメージがあり、この映画でも、一見善良に見える男の影の部分、狂気の部分を上手に演じています。

まさしく「サイコパス」という言葉がぴったりで、観ていて寒気がするほど、表の顔は善人そのもの。

目に見える悪というのは、目立つ部分だけ害は少ないのかもしれませんが、善を装った悪こそ、本当に危険なものなのかもしれません。

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