なぜその言葉に力があるのか?『日本人が遺してきた知られざる名文・名句』の読書感想

日本人が遺してきた知られざる名文・名句

日本人だから知っておきたい先人たちの言葉。

谷沢永一著『日本人が遺してきた知られざる名文・名句』(青春出版社)の読書感想です。

この本について

日本の様々な名著から心を深く揺さぶる名言・名句を紹介している本。

この本を読めば、人生で必要なとき、必要な言葉を見つけ、それを参考にして前へ進んでいくことができます。

以下、本書の読書メモです。

努力について(P12)

世の中では努力することが当然の話のように語られている節があるが、それは間違い。

そもそも、努力できることが一つの才能。つまり、努力は誰にでもできることではなく、努力できる才能を持った人のみができること。

だから、「成功したかったら努力しろ!」というアドバイスは、全くの的外れ。

努力できない人は、どれだけ周囲がお膳立てしても努力しないし、努力できる人は自分で勝手に努力する。

運とは何か(P27)

運はただ指を加えて待っていれば、突如としてやってくるような類のものではない。

運を運んでくるもの、それは人。運は人によって運ばれてくる。だから人を大切にしない人のもとには、運はやってこない。

「これだけは譲れない」という執着(P55)

基本的に人生において執着は害。

しかし、「これだけは絶対に譲れない」というものがあれば、それを地獄の底までとことん執着する。

特に、事業など、絶対に失敗できないことは、妥協を許さず、とことん執着すべし。

執着心があれば、目先の状況がどうであれ、心惑わされず、自分のすべきことに集中することができる。

それこそが成功の秘訣であり、執着なくして成功できない理由。

体験すること(P69)

体験し、何かを学び得ることは、努力して身につける技能。それは読書と同じに、普段から習慣的かつ意識的に行うことによって習得することができる。

それによって身につけた技術は、長い人生において大きな価値を持つ。何かを学び体験する。そしてそこから何かを学ぶことができる。

これこそが、人が成長していける秘訣。

感想など

言葉が持つ力は本当に大きい。そのことを実感できる本。

人生本当に面白いと思うのは、ふとした偶然目にした言葉によって、その後の人生がガラリと変わってしまうことです。

例えば、私が24歳のとき。

人生のどん底でふと立ち寄った本屋で読んだある本のある言葉。それによって、今の自分の人生が方向付けられたことを思うと、本当の言葉の力をスゴいな、と思います。

その言葉を読んだか読まなかったか。たったそれだけで、人生のビフォアアフターが変わってくる。そのことを実感しています。

だからこそ、本を読むのは決してやめることができません。ふと目にした言葉によって得られるものは計算できないくらい大きい可能性を秘めています。

というわけで、本との出会い、言葉との一つのチャンス。人生可能な限り、良い言葉と出会いたいものです。

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日本人が遺してきた知られざる名文・名句