『ぼけになりやすい人、なりにくい人』の読書感想 – ぼけないために今からできることは?

ぼけになりやすい人、なりにくい人

将来、ぼけないために知っておきたいぼけない人の生活習慣。

大友英一著『ぼけになりやすい人、なりにくい人』(栄光出版)の読書感想です。

この本について

痴呆症で有名な医師によるぼけ防止の本。

ぼけとは何なのか、ぼけやすい人はどんな人なのか、どんなことに気をつけていれば、将来ぼけずに済むかなど、知っておきたい基本的な知識を、分かりやすく勉強できる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

生涯現役のための10箇条(P11)

生涯現役、健康で過ごすために意識しておきたい10のこと。

1・壮年の気概を持つ。

2・血圧を正常に保つ。

3・自分の健康、体について知る。

4・体重管理をきちんと行う。

5・自分の家系の長寿について知る。短命の家系なら人よりも健康を意識する。

6・普段から健康について意識を持つ。大病にならないよう気をつける。

7・タバコは吸わない。

8・酒を飲み過ぎない。

9・運動をする。

10・文章を書いたり、手を動かし頭を使う。

ぼけの定義(P21)

ぼけとは痴呆症のこと。

知的機能の低下により、社会生活に障害をきたした状態で、他人の介助なしには、社会生活が難しい状態。

ぼけにも2種類あり、脳血管性痴呆と、アルツハイマー型痴呆症、2種類ある。

痴呆の始まり(P38)

脳血管性痴呆は脳卒中をきっかけに発病するケースが多く、症状が出やすい。

一方、アルツハイマー型痴呆症の場合、自覚症状なしに徐々に症状が出てくるため、注意しないと、症状に気がつきにくい。

性格とぼけ(P60)

海外の調査によると、バランスのとれた安定した性格の人はぼけやすく、性格的に偏りのある人は、精神疾患を患いやすい。

精神病院に入院しているぼけ患者は、完璧主義で潔癖症な傾向が見られた。

ぼけ防止のためにはストレスが必要(P78)

脳や体に適度な刺激がないとぼける危険が高まる

ぼけを防ぐためには、脳にある程度のストレスや刺激が必要。心身の適度な緊張が、健康な体を保つ。

アウトプットの重要性(P86)

覚えたこと(インプット)を外に表現(アウトプット)することが、脳の健康によい。俳句をしたり英語を勉強し、それをアウトプットすることが、脳の健康につながる。

人の体は使わないと衰えていく(P100)

人間の体は使われない部分がどんどん退化していく。使うことが、退化を防ぐ手段。

体の劣化が人生の低下につながるので、趣味を持ったり、打ち込むことを持って、体を動かし、心をワクワクさせるものを持つことが大切。

自分のことは自分でやる(P121)

ぼけない人は自分のことをしっかりできる人。自分のことは自分でやるという生活態度を身につけることが、ボケ防止につながる。

感想など

ぼけとは何なのか、どんな人がなりやすいのか、いろいろ勉強になりました。

個人的には、「文章を書く人はぼけにくい」という情報を見つけ密かに安堵しているところです。

人生の質はすなわち健康。

健康であればこそ、自由に体を動かし、いろんなことができます。しかし、健康を失ってしまうと、やれることが制限され、人生の楽しみが、大きく制限されてしまいます。

だからこそ、大切なのは、健康を害することなく、したいことができる健康を保つこと。

予防に勝るものはないわけで、私も生涯現役、したいことをやり続けられる健康を保ちたいと思います。

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