努力だけでは上手くいかない!?『努力が結果につながらない人に気づいてほしいこと』を読む

努力が結果につながらない人に気づいてほしいこと

コツコツ頑張ることは結果を出すために必要なこと。しかし努力でもムダなものと良いものがある・・・!?

加藤三彦著『努力が結果につながらない人に気づいてほしいこと』(新潮社)の読書感想です。

内容について

高校バスケの王者、秋田県能代工業高校バスケットボール部の名指導者が語る努力論。努力を結果につなげるための考え方が学べるのがこの本です。

スポーツという厳しい世界で結果を出し続けてきた指導者がどのような考え方をしているのか、結果を出すために大切なのは何なのか、この本で勉強することができます。

以下、本書の気になった内容の要約です。

予測と準備(P21)

勝利のためには、「次にどうなるか?」と予測する力と、それに対応するための準備が必要。それはつまりTPOの問題で、状況を予測し、理解しようとするからこそ、どんな状況でもミスを抑えることができる。

チャンスはいつくるか分からない(P27)

いつチャンスが来るのかは誰にも分からない。だから、普段から自分が何を必要としているか、何が大事でそうでないのか、区別できるようにしておく。

運とは「備えがチャンスに出会う」こと。いつチャンスが来ても大丈夫なよう、準備をしておく。

敗北にこそ学べ(P32)

敗北は「勝つための課題」を学べる機会。失敗や敗北には必ず要因があり、それを改善せずには勝利なし。どんな小さな問題点でも、それを改善していくことで、やがて鋼のように強くなる。

上を目指すなら一流に触れること(P34)

どの分野でも、一流のものはそれなりの理由がある。ホテルや旅館など、一流のサービスに触れることで、目指すべき上の世界が勉強できる。

日本人の欠点(P49)

日本人はとかく問題をあいまいにしたがり、必要な場面でも自己主張を抑えがち。言うべきことは言うべき時に言い、主張すべきことは主張する。特に外国人とコミュニケーションをするときは。

悩みの扱い方(P57)

悩むことがあれば、とりあえずそれを足元に置いておく。そして、無理にでも明るく振る舞う。悪いことには限りがないのだから、気にしすぎず、距離を置いた方がいい。

人生、頑張れるときに頑張っておく(P73)

人生、いろんなことに頑張れる時期は限られている。体力や気力、人間には年齢という制限があって、いつまでも元気にガツガツできるわけではない。挑戦できるとき、挑戦したいことにトライする。

リーダーの心得(P91)

リーダーは世の中の変化に敏感であるべき。そのため、一般の人の様子や流行を知るため、積極的に「外」に出てみる。普段の自分の環境とは違う場所へ、積極的に顔を出す。

上手くいかないときは原点に戻れ(P144)

挑戦したこと、努力してきたことが上手くいっていないときは、何のためにそれを始めたのか、その原点に立ち返る。それを始めたきっかけ、気持ちなど、じっくり思い出してみる。

最後はメンタルの戦い(P176)

勝負の世界、技術が大切なのはもちろん、最後の最後は、メンタル面が明暗を決める。チームであれば、メンバー同士の気持ち、感情的なつながりや結束力。

感想など

タイトルに惹かれて読んでみましたが、努力と結果の因果性というよりは、結果を出すための考え方、心構えが書かれている自己啓発的な内容が中心でした。

個人的に、努力と運、成功の関係について興味を持っています。私はフリーランスでお金を稼いでいるのですが、結果を出すためには努力だけでなくて、運のようなものが必要ではないかと感じています。

努力しても結果にならないこと、努力しなくても結果になることがあるように思います。)

なので、努力したことをきちんと結果につなげるための法則というか、ルールのようなものがあればぜひ参考にさせてもらいたいと思っています。

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