節税のポイントは経費にあり!『「金持ち社長」に学ぶ禁断の蓄財術』の読書感想

あらゆる領収書を経費で落とす! - 「金持ち社長」に学ぶ禁断の蓄財術 (中公新書ラクレ)

節税の王道は「経費」にあり!

大村大次郎著『あらゆる領収書を経費で落とす! – 「金持ち社長」に学ぶ禁断の蓄財術』(中央公論新社)の読書感想です。

この本について

事業者向けの節税の考え方が勉強できる本。

税金を払うのは国民の義務ですが、必要以上に税金を払うのもNG。

この本では、税金を必要以上に支払わないで済むために知っておきたい税をお得にするための基本的な考え方が勉強できる内容になっています。

将来の保証がない事業者に与えられている特権は経費等で税金の調整ができるところ。その極意を習得し、税金とは上手に付き合いたいものです。

以下、本書の読書メモです。

中小の勝ち組社長の特徴(P19)

お金持ちの中小企業社長は2つの財布(会社からの自分の役員報酬+経費で落とせる会社のお金)を持っている。

それに加え、節税対策をしっかりしているので、儲けを税金で取られない。だからお金に余裕がある。

日本は税金大国(P26)

日本は税金負担の大きい国。市民税、所得税、社会保険料(実質的な税金)、安くはない負担が国民にのしかかっている。

お金に余裕を持たせるためには、税金のことをきちんと考え、適切な手を打つ必要がある。

会社の経費について(P42)

節税のポイントは経費。

1・会社の事業に関わるもの。

2・役員や従業員に支払う個人的な支出のうち、福利厚生費として認められるもの。

これらの条件に合うものは、会社の経費として落とすことができる。

私的な消費を会社の経費として上手く落とすことができれば、個人の財布が楽になるだけでなく、税金対策にもなる。

ポイントは、私用で買う物でも、事業に関連付けられれば、経費として落とせる。)

中小企業の特権(P53)

中小企業の特権の1つに、接待交際費がある。

年間800万、遊び等にお金を使っても、接待交際費として計上できるところが、中小企業独自のメリット。

福利厚生費を活用(P78)

衣食住の大半は福利厚生費として経費で落とせる

コンサートや演劇、服(スーツなど)、レジャー、住居など、適用できる範囲が幅広いため、日常の支出は福利厚生費として計上、しっかり税金対策すべし。

感想など

福利厚生費などの経費で税金をコントロールすることの大切さが身に染みる内容。

大切なのは年商より税金や経費を差し引いた自由になる年収。経費を上手く調整できれば、不要な税金を払わずに済み、かつ自由になるお金も増やすことができます。

フリー(個人事業主)として生きていく上で欠かせないのがこの税金分野の知識。せめて、最低限の実用的な知識は、しっかり身につけて実践に活かしたいと思うこの頃です。

この本は中小企業の社長を対象にした内容だと思いますが、フリーランスや個人事業主でも勉強になる内容が多々あります。

毎年徴収される税金はいかに適切な範囲までおさめるか、基本的な節税の考え方を勉強したい方に。

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