人生で最低限必要なつながりは30人。『人間関係をリセットして自由になる心理学』を読む

人生を豊かにするのは人間関係。逆に不幸にするのも人間関係。

一体、幸せに生きていくためにどれくらいの人間関係が必要なのか。そのことが具体的に分かるのがこちら。

DaiGo著『人間関係をリセットして自由になる心理学』(詩想社新書)です。

この本について

本書はメンタリストとしてお馴染みの著者が、心理学の知識等をもとに、人間関係のミニマム化を説いている本。

トモダチの多すぎはNG。必要な関係を凝縮して必要な範囲で付き合っていく。大人の人間関係のお役立ち情報が満載です。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P5)

幸せな人間関係とは、環境によって与えられた人間関係を維持していくことではなく、自分で誰と付き合うのか、そして誰と付き合わないのかを明確化。

自分自身で選び取った人間関係のことを指す。

世の中には付き合う価値がある人もいるし、むしろ付き合わない方がいい人もいる。

だからこそ自分が付き合う人を積極的に選んでいくこと。そこが、幸せな人間関係を築く大前提。

やらないことを決める(P21)

自分が何をやるべきで、そして何をやらないべきか。人生で必要な取捨選択ができる人は幸せになれるし、人生がうまくいく。

大切なのは自覚と選択。自分にとってやらなくていいことからまず捨てる。

それは人間関係も同じ。面倒な人。厄介な人。関わって良いことがない人との関係は、スッキリ捨てるのが吉。

なぜネガティブな情報に敏感になるのか(P27)

人はポジティブな情報よりネガティブな情報に強く反応する。それは、人が進化して生き残る過程で埋め込まれた安全装置のようなもの。

ネガティブに反応できれば、その分生き残りの可能性を高めることができる。

→ネガティブなことばかり気になる人=生存本能が高い人。生きようとする意欲が高い人。

付き合う人はマックス30人(P38)

人が生きていく上で浅い深いも含め、まともな付き合いができる人はせいぜい30人。

それ以上は無理なので、質と価値を考慮すれば、軽い付き合いから深い付き合いまで、人間関係はマックス30人に限定する。

心と体は関係する(P78)

メンタルを変えれば体が変わる。体を変えればメンタルも変わる。心と体はそれぞれ影響しあっている。

メンタルを良くしたいなら心を整えるだけでなく、体を鍛える。体を良くしたいなら、心も前向きに整えていくことが大切。

レジリエンスに好循環を引き起こすコツ(P82)

この世の中で最強なのは折れない心。折れない心を高めるために大切なのがこちら。

1・周囲と良好な人間関係を築く。特に友人や親族。

2・強烈なストレスがあっても、「自分は乗り越えられる」と信じる。

3・変えられない状況を受け入れる。

4・現実的な目標を立てて、それを遂行する。

5・フリな状況でも自分で考え行動する。

6・挑戦して失敗したとき、そこで新しい気づきを得て自己改革に役立てる。

7・自信を高める。

8・長期的に考える。目先のことにとらわれない。

9・期待する。

10・運動する。

付き合う理由リストを作る(P199)

付き合う人間関係を30人にしぼり、その上で、「なぜこの人と付き合うのか」というリストを作る。

ここで大切なのは、自分で付き合う理由を認識すること。それによって、更に良い人間関係を意識的に作っていくことができる。

感想など

メンタリスト云々はおいておいて、読み物として簡易でありながら、内容はとても刺激的で分かりやすく本。

人間関係を断捨離的な発想でとらえ、身近な環境を自分自身で整備、よりよくしていくためのヒントが満載。

著者は非常な読書家らしく、YouTubeでたくさんの本に囲まれている生活を見ると、非常にうらやましい。

自分もいつか、あんな本だらけの書斎を持ちたいと思っていますが、やはり物事を分かりやすく読者に伝える。

著者のスキルはまさに、多読な習慣にあるのかもしれません。

ということで、軽い本と侮るのはNG。本当に素晴らしい本は難しい言葉で云々されているのではなく、分かりやすい言葉で書かれている。

そのことが実感できる本です。あなたもこの本で必要な人間関係を見極めてみてはいかがでしょうか。

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