中央線全24駅の通信簿を大公開。
中央線総合研究会著『中央線格差』(宝島社)の読書感想です。
この本について
東京駅から高尾駅、JRの中央線各24駅の特徴や傾向を紹介している本。
この本を読めば東京で中央線を最寄りに暮らすならどの駅がいいのか。どこが家賃が安くて、どの駅がどんな雰囲気があるのか。
興味深くも実用的な話が満載です。
感想など
2018年4月の東京出張にて訪れた御茶ノ水の三省堂で発見、興味がわいて入手した本。
10代後半の頃は東京の立川方面で暮らしていたので、中央線には特に思い入れあり。
中央特快に乗って御茶ノ水。そしてよく、夢のために市ヶ谷にある某会社に通っていたものです。
そんなわけで、東京の中央線には愛着あり。
もし東京で再び暮らす機会があるなら絶対に中央線。それも、三鷹などの武蔵野エリア。それか国立の文教エリアか便利さをとって立川か。
そこらへんが東京で暮らすには最適だと思っています。
東京の二十四区にはこだわりは全くないし、西の方はやっぱり、東京でも自然があるし、のんびりしているところがありますからね。
この本では各駅の家賃相場など、実用情報も参考になりますが、街の雰囲気とか歴史とか、そういう話も面白い。
街は人が集まってきてできます。となれば、集まる人によって、街の雰囲気や傾向が変わるのも必然。
そう、東京のようにいろんなところから人が集まってくる街はなおさら。
だからこそ、自分の性格や好みによって、街それぞれ、居心地の良さが変わってくるのかもしれませんね。
ということで、東京の中央線に興味を持ったらこれ。中央線沿線の街にもっと愛着が持てる、そんな本だと思います。