本屋へ行ったら、音楽雑誌のコーナーにOasisの特集本が。
Oasisの『モーニング・グローリー』の特別CDの発売にあわせたキャンペーンの一環らしく、発売される『モーニング・グローリー』のスペシャルエディションの解説が主な内容になっています。
収録されている曲の解説を始め、『モーニング・グローリー』発売当時の英国の雰囲気、レコーディングの秘話など当時のネタが盛りだくさんの本で、ノエルやリアムのインタビューも。
ファンとして読み応えタップリの一冊になっています。
『モーニング・グローリー』について
Oasisの『モーニング・グローリー』は90年台ロックの金字塔的な名アルバム。
10代の頃ハマりにハマったアルバムで、高校生の頃毎朝の通学で必ず聴いていたアルバム。今まで3000回以上はアルバムを聴いていて、今持っている『モーニング・グローリー 』のCDはボロボロ。
Oasisは解散したので、もうCDはベスト盤くらいしか出ないかなぁと思っていたら、『モーニング・グローリー』のスペシャルエディションが発売。全く知りませんでした。
スペシャルエディション(限定版)の内容ですが、
・『モーニング・グローリー』そのもののディスク
・B面の曲を集めた『マスタープラン』に似た選曲のディスク
・ライブ音源などのディスク
というもの。
確かに、『モーニング・グローリー』はOasisのアルバムのなかでも文句なしの名盤。
1曲目からアルバムの最後、「シャンペン・スーパーノヴァ」を聴き終えたときの陶酔感は格別。新規の方が新しくオアシスの曲を楽しむには、絶好のアルバムかも。
ただ、Oasisの熱狂的ファンだった自分としては、こういうアルバムが出ること自体、もうOasisは過去のバンドなんだなという寂しい気持ちになります。
ノエルやリアムら、このような栄光商法的なアルバムは嫌っていた印象があるのですが、ベスト盤の発売や栄光商法的アルバムが発表される現状、Oasisに熱狂した思い出は、思い出のまま美化しておきたいというのが正直な気持ち。
Oasisのリーダーのノエルはアルバム制作をして新曲をレコーディングしているようなので、Oasisのファンの自分としては、過去の遺産より、新しい活動をしているノエルの活動を応援したいと思います。
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