『「ニッポン社会」入門』の読書感想 – 世界から日本はこう見える

「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)

イギリス人から見た日本の姿とは。

コリン・ジョイス著『「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート』(日本放送出版協会)の読書感想です。

この本について

イギリス出身、日本で記者として暮らした経験を持つ著者の日本論。

イギリス人の視点から、日本人の特質や考え方、価値観、日常生活から独創的なところなど、様々な日本論を楽しむことができる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

プールから見える日本の社会(P17)

日本のプールは、初級者用と上級者用、ウォーキング用のレーン、ウォーキング用、すべて明確に敷地が分けられている

決められたところでは決められた役割を、明確な秩序を持ち、それを守る日本人的な基質が現れている。

親切な一コマ(P65)

電車の中の日常風景、日本人にとって何気ない席の譲りありは、日本ならでは。人々が自然と周囲に気遣いをしている。

マナーの良い人々の中で暮らすこと(P71)

マナーは伝播する。良いマナーの中、人々はマナーを守るため、節度と安心感を持って生活できる。

マナーの良い場所で暮らすのと、マナーが悪い場所で暮らすのとでは、人生の質が変わってくる。

イギリス人は紳士ではない?(140)

一般的にイギリス人=紳士のようなイメージがあるが、実際は違う。

フーリガンのような乱暴者がいたり、イギリス社会は自己中心的で、ヨーロッパでは観光客として評判がよろしくない。

異文化のなかで暮らすということ(P183)

異文化のなかで暮らすということは、自分がそれまでつちかってきた考え方、人格や行動習慣が耐えず攻撃にさらされるということ。

自分の考え方や行動が「当たり前の常識」ではなかったと気付くこと。

感想など

「日本人はイギリス人=紳士のイメージがあるが、実際は違う」など、「へぇ、そうなのか」が自然と口に出る本。

普段日本に住んでいると、何もかもが当たり前に感じ、コンビニのサービスや、電車の席の譲りあいなど、海外では当たり前ではない日本の習慣を過小評価していしまいます。

しかし、一歩海外に出てみると、当たり前が実は素晴らしいことだったことに気がつき、当たり前のように思える日本の良さに気がつきます。

海外旅行もいいですが、やはり日本が一番。そう思うこの頃です。

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