歴史・地理関連の本の感想です。

【全巻読破】『ローマ人の物語』29~43巻まで読んだ感想(帝国の滅亡まで)
教養と物事の大局観を養う名著、『ローマ人の物語』29〜巻まで読んだ感想です。ツイッターでつぶやいていた内容をもとに、備考メモとして残しています。 →14〜28巻までの感想はこちら 『ローマ人の物語29 終わりの始まり[上]』...

『ローマ人の物語』14~28巻まで読んだ感想(帝政の繁栄まで)
教養と物事の大局観を養う名著、『ローマ人の物語』14〜28巻まで読んだ感想です。ツイッターでつぶやいていた内容をもとに、備考メモとして残しています。 →1〜13巻までの感想はこちら 『ローマ人の物語14 パクス・ロマーナ[上...

『ローマ人の物語』1~13巻まで読んだ感想(共和制の終了まで)
塩野七生著『ローマ人の物語』を1~13巻まで読んだ感想です。ローマ誕生から共和制の終わりまで、ワクワクが止まらない話です。

『上杉謙信 「義の武将」の激情と苦悩』の読書感想。軍神の人生とその素顔が見える本!
弱き者を助けて、強きを者とくじく。 「義」の武将のイメージが強い戦国大名上杉謙信が、実際にどんな人だったのか。 それを知る『上杉謙信 「義の武将」の激情と苦悩』(星海社新書)という本を読みました。 率直に言って、イ...

彼こそが明治維新の真のヒーロー。『日本史上最高の英雄 大久保利通』を読む
激動の明治維新。日本を変えた3人の男たち。西郷隆盛、木戸孝允、そして大久保利通。 彼らのなかでも権力を集中させた男として印象が良くない大久保利通がいかに日本国家が建設されていく上で重要な役割を果たしたのか。 そして為政者...

これが大人のための歴史教科書。『決定版・日本史』を読む
日本という国がどのように成り立ち、どのような先人たちの手によって作られてきたのか。 それを知ることが日本人としての最低限の教養であること。 そして、大人が日本の歴史について俯瞰して理解できる本が渡部昇一著『決定版・日本史...

本当の本音は最後の言葉に遺される。『戦国武将の辞世』を読む
自分の人生とは一体何だったのか。 幸せだったのか。それとも不幸だったのか。 人は様々な想いを抱えて、人生最期のときを迎えます。その想いが凝縮しているのがまさに辞世の句です。 歴史に名を残した偉人たちは人生の最期を迎...

真田を云て、毛利を云わず。『真田より活躍した男 毛利勝永』を読む
豊臣家最後の名将の生涯と実像。 今福匡著『真田より活躍した男 毛利勝永』(宮帯出版社)の読書感想です。 『真田より活躍した男 毛利勝永』について 戦国時代最後の合戦となった大坂夏の陣。 この戦いによって、豊臣家は滅び...

なぜ愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶのか?『戦略は歴史から学べ』を読む
この本を読めば、世の中で勝つ人が、勝つべくして勝つことが分かる。 鈴木博毅著『戦略は歴史から学べ 3000年が教える勝者の絶対ルール』(ダイヤモンド社)の読書感想です。 この本について 古代ギリシャから現代の湾岸戦争まで、...

今こそ知っておきたい日本財政の守護神の人生。『高橋是清自伝』を読む
どデカい男は、生き方もどデカい。 高橋是清著・上塚司編『高橋是清自伝』(上下、中央文庫)の読書感想です。 『高橋是清自伝』について 明治から昭和初期にかけて日本の政治、金融に多大な貢献を果たした偉人、高橋是清が、自身のその...