幸せな人生を送るために、最後に一人だけ選ぶとしたら。
レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース主演映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年)の感想です。
あらすじ
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』から十数年。
アラフォーとなったブリジットは未だ独身。弁護士のマークとも結婚できず、独身女性としてTV界で働いていた。
そんななか、ブリジットの友人キャスターがブリジットを音楽フェスティバルに誘う。そこでブリジットは魅惑的なアメリカ人のジャックと出会い、お熱い一夜を過ごす。
その後ブリジットは友人の子どもの名付けセレモニーに参加、そこで前の恋人、マークと再会、マークともお熱い一夜を過ごす。
そしてブリジットは妊娠。マークかジャック、どちらの子か分からないまま、ブリジットは子どもを出産することを決意するが・・・。
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感想など
※ネタバレがあります
個人的に大好きな『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの最新作が出ているということでブルーレイ&DVDを購入して観てみることに。
結論から言って、相変わらずぶっ飛んでいて面白い。レニー・ゼルウィガーやコリン・ファースが年を取ったなぁと思いつつ、1&2のブリジットとマークのキャラは相変わらず。
そして、1&2に登場していたヒュー・グラント演じるダニエルがお亡くなりという設定(しかし映画の最後には生きてたというオチ)で、その代わりに登場したアメリカ人の新キャラ、ジャックがまた面白い。
ブリジットの妊娠が発覚したあとのマーク(イギリス男)とジャック(アメリカ男)の対比演出がことごとく面白い。
口下手で真面目、厳格過ぎて感情表現が苦手なマークVS大げさな感情表現+ライバルを打ち倒す競争意識のジャックという対比で、どこのシーンとは言いませんが、お茶を吹き出しそうになるくらい笑ってしまった。
『ブリジット・ジョーンズ』シリーズは下品で下劣なところがあるので、家族連れとかで観るのは気が引けますが、『ブリジットジョーンズ』シリーズの下品なウィットは本当にツボにハマります。
多分、この話で『ブリジット・ジョーンズ』シリーズは完結するのだと思いますが、1、2、そして3と観てきて、良い感じに終わって良かった。
やっぱり最後はマークが男になるべきだと思っていたので、映画の最後は本当にめでたしめでたし。観終えてすっきり。そんな映画でした。