フリーランスになってよかったことの1つはサザエさん症候群から解放されたこと

倒れている男

ネットサーフィンをしていると、サザエさん症候群の記事が。

日曜の夜になると、「明日からまた会社か……」と気分が滅入る人は少なくないだろう。「ブルーマンデー」とも、「サザエさん症候群」とも言われるこの“症状”、4割以上のビジネスパーソンが経験しているようだ。

不動産情報サイトを運営する株式会社オウチーノが今年6月、土日休みの仕事に就く20~59 歳のビジネスパーソン451人を対象に、「あなたは日曜日の夜や月曜日の朝に、休み明けの仕事のことを考えて憂鬱になったり、気分がすぐれなくなったりすることがありますか?」と聞いたところ、15.7%が「いつもなる」、27.1%が「なることが多い」と、合計42.8%がよく「ブルーマンデー」になると回答した。

約6人に1人のビジネスパーソンは、毎週、日曜の夜に落ち込んでしまうようだ。一方、「あまりならない」は22.2%、「なったことがない」も35%と、ブルーマンデーを経験したことがない人も、それなりに多い。

EconomicNewsより)

日曜の夜、サザエさんが放送される時間になると、月曜からの仕事のことを考えて憂鬱になってしまうのがサザエさん症候群。

まぁ、雇われて働く生活は忍耐と我慢の連続。日曜に憂鬱にならない人はいないのかもしれません。私も、日曜になると憂鬱で人生にうんざりしていたことがあるので、その気持ちはよく理解できます。

ストレスで人生の質を損ねた20代

あれは忘れもしない、私の20代が終わろうとしていたときのこと。

フリーの不安定な収入に不安を感じ、意を決して転職。仕事はスムーズに見つかったものの、その仕事は私に現実世界の地獄を見せてくれるものでした。

朝4時半起きで帰りは21時22時の生活の日々。土曜も仕事があり、自分の時間がほとんどありません。

おまけに、「こんなク○な人間がこの世に存在するのか・・・」という人間を相手していた仕事だったので、仕事のストレスが半端ありませんでした。

拘束時間は長く、仕事で接する対人関係もストレスフル。

我慢に我慢を重ねても、時間給にすると収入は笑えるくらい低い。それに、ストレスでお金を使ってしまうので、給料も手元に残りません。

この仕事をしていたとき、毎度おなじみだったのは、日曜に襲ってくる、あのお腹に鈍痛のようにズーンとくる憂鬱な気持ちです。

休日も心を休ませられない日々

じっくり休めるはずの日曜日は疲れて昼まで寝ている有り様で、昼に目をさましても、憂鬱な気持ちが晴れません。おまけに、夕方6時、ちびまる子ちゃんの時間になると、

「あーぁ、また明日から仕事か。」

「またあいつらの顔を見るのか。イヤな思いをするんだろうな・・・。」

など、ネガティブな気持ちがジワジワと頭の中にわいてきます。

好きだったことも楽しめなくなり、考えることは仕事のイヤなことばかり。日曜の夜は、ひたすら憂鬱。体調も悪くなり、文字通り、精神を削って働いているような状態でした。

人生、無理を重ねても、我慢しても、報われないときは報われないもの。

世間的には安定した仕事でしたが、「このまま年を取るのはイヤだな」と、自分の将来を危惧、「収入で悩んでもいいから、納得できる働き方をしよう」と再度フリーに、税務署に個人事業主の開業届を提出しました。

こうして今に至りますが、この決断が、私の人生を変えました。

主体的に生きるならどんなことも前向きになれる

フリー(というか個人事業主)としてお金を稼ぐ今、収入やこれから取り組むビジネスに不安を感じることはあるものの、日曜日の憂鬱感は全く感じなくなりました。

今は、休みたいときはいつでも休めますし、面倒な人間関係は一切ありません。それに、自分から進んで意図的に仕事をしているので、仕事のストレスはほとんどありません。

単純に仕事を楽しめているのもそうですが、サザエさん症候群から解放された理由は、イヤな人間関係から解放されたことが一番大きいのかもしれません。

安定した収入を捨て去った代償として、収入は不安定になりましたが、精神の自由、仕事をすることの楽しさを取り戻しました。今は、日曜の夜にサザエさんを見ても憂鬱になることはありません。

月曜でも水曜でも土曜でも日曜でも、曜日は関係なく、いつでも仕事ができ、いつでも休むことができます。何より、自分が選んだ生き方なので、後悔や不満はありません。

人生はトレードオフ。安定を捨て自分の意志を第一に選び、日曜日の憂鬱から解放された今、自分の決断は間違っていなかったと実感しています。

人生をどうするか、自分という人生をどんな経験にしたいのか、もしかしたら、日曜日の憂鬱は、その問いを、自分自身に投げかけているのかもしれません。