『聞く会話術』の読書感想 – コミュニケーションの秘訣は「話す」より「聞く」こと

話すより10倍ラク! 聞く会話術

良い聞き手になることは、良い人間関係を築く第一歩。

西任暁子著『話すより10倍ラク! 聞く会話術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の読書感想です。

この本について

インタビュアーとして活躍されている著者による会話の聞き方講座がこちら。

「相手の本音を引き出し、心地良く話をしてもらうためにはどうすればいいのか?」

「会話術をコミュニケーションに役立てるにはどうすればいいのか?」

など、普段から意識しておきたい会話における聞き方が勉強できる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

話し手を引き立てること(P7)

相手から本音を引き出す秘訣は、相手を主役にすること。

安心して話せるような環境、雰囲気をこちらが作ることで、相手は話しやすくなり、どんどん話をしてくれる。

すると、相手はこちらと会話するのが楽しくなる。そして、「また会いたい!」と思ってもらえる。

相手の好きなところを1つ見つける(P23)

会話で相手を主役にするために、まず相手の好きなところをひとつ見つける。

初対面で、相手の人間性や本質、細かい趣味など、深いところは見抜けない。あれこれ観察するより、ひとつだけ良いところを見つけ、そこを相手に伝えること。

無理にでも笑顔は作る(P36)

苦手な人、初対面の人と会うときはどうしても緊張するもの。そこで、会う前の30分は笑顔を無理にでも作っておく

脳は、作り物の笑顔と本物の笑顔を認識できない。笑顔を作っておけば、それが作り物でも、そのうち自然になってくる。

こうしておくことで、相手と会う時、顔が引きつるのを防ぐことができる。

視線を向けることが会話のスタート(P53)

会話はまず、視線を相手に送ることから。

話す前、まず相手に視線を向け、「話しかけたい」という合図を送る。目が合ったら、躊躇せず、笑顔で挨拶する。

会話は準備しすぎない(P185)

人とのコミュニケーションは、事前の準備通り、思ったとおりには進んでいかない。

準備し過ぎると、それにとらわれて、かえって相手が見えなくなる。

会話は一期一会、相手とその瞬間を作り上げていく行為。多少、柔軟性は持つこと。

誤解を避けるために(P191)

時に会話では、こちらの話したことが、相手に悪く受け取られることがある。

会話で大切なのは、こちらがどういうつもりで話をしたのかではなく、相手にどのように伝わったのかを意識すること

自分の言動、表情が相手にどのように伝わっているのか、セルフモニタリングで意識しておく。

相手の話を奪わない(P223)

相手が話をしているときは、話題を変えたり、話に割り込まない。相手が話し終えるまで、しっかり聞くこと。話題泥棒になってはいけない。

言い間違いについて(P227)

相手の言い間違いを、正面切って指摘する必要はない。

言い間違いを指摘することは、相手の顔を潰す可能性も。こちらがさりげなく正し、言い換えればいい。

感想など

「へぇ、会話にもいろんなコツがあるんだな」と勉強になった本。

会話はコミュニケーションの基本。

人の話を聞いて、それを上手く広げていく。心地良い会話ができる人とは、心地良い人間関係が築けるもの。

ある人と話をしていると、ついペラペラと話をしていますが、またある人と話をするときは、ひたすら退屈。この違いは聞き手の意識の違いなのかも。

人と良い関係を築くためには、やはり会話。

そこで、相手に「もっと話がしたい!」と思ってもらえる姿勢を作ることは、人間関係作りで大切なことだと思います。

そのために、どうすればいいのかをこの本で勉強。

「良い聞き手となって、人間関係を良くしたい!」と思ったときに。

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