アコギに取り組むなら良い教本は不可欠。アコギの練習本、リットー・ミュージック・ムック『究極のアコギ練習帳』の読書感想(?)です。
内容について
コードのストロークやスリーフィンガーなどのアルペジオプレイ、アコギの演奏スキルを上達させるためには、日々のトレーニングが不可欠。
そこで普段はネットの様々なサイトを参考にアコギを練習していたのですが、本腰を入れてアコギを練習したいと思い、教材を検討していました。
そこで見つけたのがこちら、『究極のアコギ練習帳』です。
内容ですが、
・左手鍛錬フレーズ
→バレーコードのフレーズ、ストレッチ鍛錬用、ハイポジションの練習など
・右手鍛錬フレーズ
→スリーフィンガーの基礎トレーニング、シンコペーションの8ビートストローク練習、ピックでのアルペジオ練習
などの基礎練習コーナーから、
・フォーク&ロックフレーズ
→ハンマリング&プリングを用いたアルペジオ、複音カッティング、開放弦を活用したアルペジオなど
・ブルースフレーズ
→単音ミュートを使ったブルースフレーズ、ベース音をいかしたフレーズ、ペンタトニックのソロなど
という具合に、様々なジャンルのアコギ練習がこの教材でできます。
それぞれのページには演奏上の注意点や、効能が書かれていますので、それを見て、練習するところを選ぶこともできます。
購入したきっかけ、感想など
YouTubeでこの本の練習動画をアップされている方がいて、それを見ているとなかなか教材として参考になりそうだと思い、Amazonで『究極のアコギ練習帳』を注文。
さっそく愛器のギターで練習してみました。
(※私が購入した『究極のアコギ練習帳』(2003年8月出版のもの)と一部内容が違うみたいです。)
コードのフォームの図が小さい構成で見にくい(当方矯正視力両目で1.0程度、本から離れると見づらいです)のが欠点ですが、ギタータブも分かりやすいです。
CDもついているので、音を確認しながら、独学でアコギを練習できるのが良いです。
練習曲のバラエティも豊かで、ボリュームも多く、この本のフレーズを一通りマスターするのには、かなり時間がかかりそうですが、練習しがいがある教材です。
この教材をやりきれば、かなりのアコギのスキルアップが期待できると思いました。
アコギの教材の中では、かなりの良本。
「アコギの基本技術は覚えた。このまま独学でいろんなフレーズ&テクを覚えて、演奏スキルを伸ばしていきたい!」というときに師事したい名教師になりそうです。