なぜこのコード進行の曲は名曲が多いのか?

楽譜

曲のコード進行についての考察です。

いわゆる、世の中の名曲と言われる曲のコード進行は似通っていて、そのなかでも、次のような3コード進行を使ったサビがある曲は、心に残る素晴らしいメロディを持つ曲が多いように思います。

コード進行のパターンの例

・C→D→Em

・F→G→Am

・E→F#→G#m

いくつか実例を挙げます。

【邦楽】

・ZONE secretbase ~君がくれたもの~

サビの進行はB→C#→D#mが基本。使われているコードも少なく、曲の基本のコードはB、C#、D#m、F#と少ない。

・エムラミノル 恋花火

サビの進行はG→A→Bm。

これらの曲の他、「春よ、来い」もイントロとサビがG♭→A♭→B♭mというコードパターンになっています。)

【洋楽】

・リチャード・アシュクロフト I Get My Beat

ほとんどC→D、C→D→Em。

【インスト】

・坂本龍一 戦場のメリークリスマス

この曲のオリジナルの有名なメロディラインはG♭→A♭→B♭mの進行の繰り返し(この動画は調が違います)。

・ゼノブレイド 機神界フィールド

主メロのコード進行はB→(C#)→D#m、転調してもこのコードパターンは曲の骨格に。

このように、調などは違えど、上記の曲は、骨格部分のコード進行のパターンが同じです。

これらの曲の特徴は、曲の盛り上がるところで、同じようなコード進行が繰り返されること。シンプルなコードの進行の繰り返しが心地よさを生み、マントラのようにメロディが脳内に刻印されていきます。

同じコードの繰り返しは、工夫しないと単調になるものの、メロディーの繰り返しが気持よくハマると、それが曲への没入感を高めます。美しいメロディの根本は、案外シンプルなコード進行にあるのかもしれません。

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