独立独歩の男が結婚すべき女性 結婚してはいけない女性

決断すべき問題を決断するときを迎えた男

20代のまだ何者でもなかった時の頃、カリスマコンサルタントとして知られる神田昌典さんの『あなたの悩みが世界を救う!』という本を読んでいました。

この本は、20代30代40代、様々な年代の人が、いろんな悩みを著者である神田さんにぶつけていくという本なのですが、最近、そのなかでもある相談者の話をよく思い出します。

どんな相談内容なのかというと、こちら。

現在付き合っている彼女が、私の行動に対して、かなり辛口なのです。

起業したいと言った途端、「バッカじゃないの」とか、「どうせ、ムダなんじゃないの」といった否定的な言葉を口にして、少しでも、起業を思いとどまらせようとしてくるのです。

彼女は転職して、安定した職業に就いて欲しいと考えているようです。でも、僕は起業して、自分自身を試してみたいと考えています。

こういう、自分の行動に水を差す相手とは、関係を精算したほうがいいのでしょうか?

24歳男性・営業・福井県(P104)

相談者は未来ある20代の男性で、男性は自分自身の可能性を試すべく、独立起業を考えています。

ところが、付き合っている彼女がそれに反対らしく、「バッカじゃないの」とか、「どうせ、ムダなんじゃないの」など、「否定的な言葉」を男性に浴びせかけています。

男性は彼女の行動を、自分の行動に水を差す行動と認識して、彼女と別れるか関係を続けていくかどうか、悩んでいます。

それに対して、神田さんの答えはこちら。

はい、別れた方がいいでしょう。

と即答。

ではなぜ別れた方がいいのか、というと、原因は、彼女の人間性。

彼女が起業に反対して「水を差している相手」だから「別れなさい」と言っているのではなく、男性が真剣に将来を考えているにも関わらず、彼女の態度が人間的にダメだから。

少し長くなりますが、引用します。

あなたが真剣に経営者を目指すのだったら、パートナーは厳しいことを言ってくれる人ほど、ありがたい。

事業がうまくいけば、ただでさえYESマンと魑魅魍魎が集まってきて、甘いことをいってはおいしい蜜にたかろうとする。

だから、あなたの彼女が、起業を思いとどまらせようと誠心誠意、意見してくれるのであれば、それはありがたい忠告として聞くべきであって、いますぐ別れる理由にはまったくならない。

にもかかわらず、私が別れたほうがいいと言うのは、彼女の言葉遣いだよ。

人が人生の岐路に立って真剣に考えているときに、まともな女性であれば「バッカじゃないの」「どうせ、ムダなんじゃないの」という高校生みたいな言葉遣いはしない。

あなたの心の葛藤を察して、目の奥をしっかりと見据えて、言葉を選びながら話してくれるはずだ。

それに対し、言葉遣いがはすっぱな女性は、考えも浅い場合が多い。あなたの起業がうまくいき始めた途端、態度を変えて分け前に預かろうとするだろう。

彼女に翻弄されて、あなたもお客に対して誠実さを欠くことになる。そんな事業が継続的に伸びるはずがない。

P104ー105

このように、なぜ彼女とスッキリ関係を精算した方がいいのか、快刀乱麻を断つ如く回答。

20代の頃は、この言葉が「なんとなく」感覚的にしか理解できない話でしたが、30代の今なら、よーく分かります。

そしてさらに、いかに男性にとって女性の存在が重要なのかを、熱く語ります。これもガツンと来ます。

いいかな?

経営者がパートナーを選ぶ際には外見ではなく、人間としての本質を見て欲しいんだ。経営者の品格は、付き合う女性の品格で決まる。その意味で、正直、彼女は失格。

清楚なモデルのような顔をしていても、話し出した途端、「うぜーなー」とか「うっとうしんだよっ」なんて言葉遣いを平気でする女性がいる。

そういう女性に限って、気に入った男性の前では、猫をかぶる。

外見だけ取り繕って、中身は二流、三流。どんなに美人だろうが、かわいかろうが、セックスの相性がよかろうが、経営者のパートナーとしてはふさわしくない。

私は1万人を超えるさまざまなビジネス関係者と会ってきたけど、できる男性経営者の陰には、必ずできる女性がいる。

男性経営者なんて、女性の掌の上で転がされているようなもの。女性の器が小さければ、男性はそれ以上の器にはなかなかなれない。

ブランド好きで、キンキンギラギラ好きの女性と付き合っていれば、経営も金儲けだけが目的になってくる。

安定志向の女性と付き合っていると、経営も意図せず、安定志向になってくる。依存する女性と付き合っていると、その延長で、過度に社員を管理しようとしてしまうこともある。

出方は様々だけど、女性が男性の経営者に与える影響は、とてつもなく大きい。だからこそ、パートナーの選択はとても大事なんだね。

P105ー106

つまり、男性に完全に女性の影響を受け、経営者なら女性の影響そのものが、男性のビジネスにまで及んでくる。

だからこそ、男性経営者にとって最も重要なのは、パートナーの選択を間違えないこと。

もし、女性が品格のない人間性の強欲な持ち主だったら、男性の会社も金儲け主義のゴミ会社になる。

そういう話ですが、これは本当に鋭い視点だと思います。

例えば、どこの会社とは具体的にはいいませんが、市場価格よりも高い商品を販売しているものの、その品質や内容は、価格に見合わない「利益重視」の某会社。

なぜそんな暴挙を続けられるのかというと、それはその会社がいわゆるニッチビジネスで市場をほぼ独占しているから。

それにあぐらをかいており、近年は商品の手抜き化、利益重視の姿勢がますます進んでいます。

新商品ではその出来があまりにもお粗末だったため、ついには長年その会社を支えているファンたちからもいよいよ愛想を尽かされ始めています。

別に儲けるのはいいんです。会社はそのためにあるんですから。しかし、儲けのために顧客をなめて信頼を裏切るようなことはしないで欲しい、という話です。

それで、その会社の経営者の夫人の写真を見ましたが納得。

強欲さを絵に書いたような人相をされており、「だからこの会社は儲け主義のつまらない会社になってしまったのか」と納得してしまうような何かを感じたのも確かです。

だからこそ、男性経営者にとって妻となる女性選びは本当に大切という話ですが、では一体どんな女性を選ぶばいいのか?

神田さんは最後に一言、こう言っています。

とにかく品のある女性を選びなさい。そうすると、あなたの事業も必ず品のあるものになります。

P107

最近、ふとこの話を思い出すことがいろいろ多くて、その都度、この言葉を何度も自分の頭の中で反芻しています。

もし、何もかも夢がかなって、自分の思い通りの女性を妻にできるなら、そりゃモロタイプの美人で、おまけに中身もしっかりあって、いろいろな相性がよく、かつ品の良い女性とご縁をもらいたいもの。

しかし、現実には自分のすべての願望を満たした出会いなどあり得ないわけで、結局は何を重視して、何を妥協するか、取捨選択が重要だと感じています。

とはいえ、男性は見た目から入る生き物。そのせいで、見た目の可愛らしさや刺激によって、選択をあやまりそうになるような、罠だってたくさんあります。

そして、間違った選択をしてしまったときの代償はとてつもなく大きいもの。実際問題、結婚相手を間違えて「人生詰んだ」状態になってしまった同業者の話も聞いています。

だからこそ、余計に思います。「品がある人」「人間性がちゃんとした人」を選ぶことの大切さを。

そのためにはやはり、人を本質的に見ようとすること。見た目や外見ではない、その人の本質を見ようとすること。結局は、そこなのかもしれません。

ということで、最近は神田さんの話を思い出し、何度も何度も頭のなかで反芻させています。

つまるところは、10年後20年後、「自分の選択は間違ってはいなかった!」そう自信を持って入れる選択をしたい。後悔しない決断をしたい。

一度下した決断は、決して覆すことができないのですから。