春が来れば、花はまた開き、鳥はかはらずに啼く

春の日差し

ここ最近の札幌は、目に見えて暖かい日が続いています。

月曜は気温数度ながら、マフラーも手袋もいらないくらい暖かくて、昨日も空は快晴、暖房も必要ないくらいの気候でした。

それで今日も朝起きると青い空が広々と広がっています。ようやく、春が来たという感じで、何か新しいことが始まりそうでとても気分がいい。

札幌に暮らす前は、だいたい2月くらいの暖かい日差しで春を予感していましたが、札幌に引っ越してきてからというもの、春を予感するのはいつも3月。

まだ個人的にコートは必要ですが、空が開けて天気がほのぼのする。春の季節を心長く、待ちわびてしまいます。

昔の約束はもう残らないかもしれないけれど

ところで、春というと個人的には桜だけでなく、この詩をいつも思い出します。

今は二月 たつたそれだけ あたりには もう春がきこえてゐる

だけれども たつたそれだけ 昔むかしの約束は もうのこらない

今は二月 たつた一度だけ 夢のなかにささやいて ひとはゐない

だけれども たつた一度だけ そのひとは 私のためにほほゑんだ

さう! 花はまたひらくであらう さうして鳥は かはらずに啼いて

人びとは春のなかに 笑みかはすであらう

今は二月 雪に面につづいた 私のみだれた足跡・・・それだけ

たつたそれだけ・・・私には・・・

立原道造「優しき歌 I」より

この詩は高校卒業したときに担任が生徒皆に送った詩で、部屋の窓の近くで春独特(本州なら2月)の暖かい日差しを浴びていると、いつもこの詩を思い出します。

昔昔の約束はもう残っていないかもしれない。自分は本質的に変わっていないかもしれない。

しかし今日もまた新しい日が始まって、前へ進んでいく。そうしていると過去は本当に遠いものになってしまい、何もかも郷愁の彼方へ。

そうしていつか最後には、行きつくべき場所に辿り着く。そんな気がしています。

先の予定を考える

ということで、季節もだんだん過ごしやすくなってきて、外へ出ていくのが億劫ではなくなりつつあるこの頃。

2017年はどこへ行こうか、何をしようか、あれこれ検討中。

それを考えるだけでも楽しいですが、2017年は賃貸の更新があるので、せっかくなので札幌の今のマンションとは別の物件に引っ越そうと考えています。

2015年に引っ越したときはやはり賃貸探しでいろいろ妥協したところもあるので、今度ばかりは、腰を据えてじっくり物件を探したいところ。

札幌での暮らしにも慣れてきたからこそ、住む場所を変えて、また新鮮な気持ちで新しくいろんなことを経験してきたい。

さぁて、これからいろいろ楽しみです。

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