視点が違う!?個性的な女性エッセイストのエッセイに挑戦

読書の幅を広げようと、今まで読むことの少ない女性作家のエッセイに挑戦。

まず始めに、こちらの有名女性エッセイストに挑戦。

辛酸なめ子『女子の国はいつも内戦』

ヒエラルキーの診断(P22)や女子の処世術(P110)など、女世界の怖さがサラリと読める本。

本の途中に挿入される漫画や、何より、「辛酸なめ子」という名前のネーミングセンスに圧倒。今までの人生で、どんな辛酸をなめて来たのか、気になるところです。

酒井順子『負け犬の遠吠え』

男女問わず、結婚している人=勝ち組、結婚していない人=負け組と分類、負け組の生き様や趣味嗜好を考えていくエッセイ。

文字の字面だけをそのまま受け取ると血圧が上がる場合があるかもしれませんが、自虐エッセイとして余裕を持てば、ブラックユーモアのセンスを会得できます。

酒井順子『煩悩カフェ』

「~したい」の煩悩エッセイ。

「カップラーメンを食べたい煩悩」(P158)という気軽なものから、「夫の死を願う煩悩」(P126)というヘビーなダークなものまで、煩悩をテーマにした、肩のこらないエッセイが楽しめます。

個人的には、「写真を撮るときは後列に並びたい煩悩」(P16)と「流行語を使いたい煩悩」(P175)が特に面白かったです。

女性エッセイストの三作を読んでみて

エッセイに興味を持ったきっかけは、遠藤周作さんのエッセイにハマってから。

そこから男性作家だけでなく、女性の作家も読んでみようという気分になったのですが、いろんな発見があって面白かったです。

女性作家のエッセイは、男性作家のエッセイに比べ文体が柔らかく、恋愛や人間関係、暮らしなど、「人間」をテーマにしたエッセイが個性的。

女性作家の視点は、「こんな見方があるんだ」と、面白く読めました。本屋さんへ行くと、いろんな作家の方がエッセイを出しているので、興味が湧いたエッセイは、どんどん読んでみたいと思います。