家業の倒産から2000万円もの借金を負いながら、そこからカムバック、コンサルタントとして成功したという能力開発コンサルタントの浅川智仁さんの本、『『フリーターだったボクを年収10倍に導いた101の言葉』』を読んだ感想です。
どんな本かというと、
「日頃触れている言葉や口に出している言葉を意識的に変えるだけで人生が変わるという、簡単な、それでいて具体的なメッセージが込められた一冊だと思ってください。」(P6)
ということで、一種の成功名言集になっています。
構成ですが、偉人、成功者の名言+浅川さんの解説という構成で、新しいことに挑戦するための言葉、メンタルを鍛える言葉、自信を取り戻すための言葉、やる気を引き出す言葉、というように、テーマ別に名言がまとめられています。
どんな名言が収録されているかというと、
「人生は、必ずしも思うようになるとは限らない。」(『ローマの休日』、P132)
「私達は空腹を満たす仕事をしているのではない。魂を満たす仕事をしているのだ。」(ハワード・シュルツ、P190)
「明確な目標を定めたあとは、執念だ。ひらめきも執念から生まれる。」(安藤百福、P250)
という具合に、心を刺激される101の名言を収録。パラパラと読んで、気になる言葉をストックできるようになっています。
一から本を読む必要もないので、気になった言葉、心に引っかかった言葉だけ読めば良い作りになっています。
良い言葉は、いざというときの心の支えになります。大変なとき、心の支えとなる言葉をどれくらい知っているかが大切。辛いとき、言葉のチカラが、人生の逆境を生き抜く支えになります。
良い言葉と出会いたいときに読みたい一冊です。