『UDON』の感想 – 夢に迷ったら、原点を見つめ直す。

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夢を追って夢破れ、そしてまた夢を見出す。

ユースケ・サンタマリア、小西真奈美主演映画『UDON』(2006年)の感想です。

あらすじ

「笑いの世界でビッグになる!」と夢を抱いて実家を飛び出しニューヨークへ旅立った松井香助。

ところが現実は厳しくニューヨークでは鳴かず飛ばず。おまけに借金を背負ってしまった香助は失意のまま故郷の香川県に戻る。

実家に戻って暮らし始めたものの、煮え切らない日々を過ごす香助だが、母親の墓参りに行く途中、車がガス欠に。

深い山奥の中、うろうろしている香助だが、そこで同じく道に迷っていた地元紙の編集者、宮川恭子(小西真奈美)と出会う。

この出会いが、香助、そして恭子の未来を変えていく・・・。

トレイラーはこちら

感想など

夢を追って都会へ出る。しかし夢やぶれて故郷に戻る。そこで結局青い鳥を見つける。結局大切なもの、自分の原点は故郷、家族にある。

そんなことを感じた映画。

ストーリーはシンプルで、コメディアンを目指してニューヨークへ旅立った香助が、ニューヨークで夢破れ帰国。

失意のもとで戻った実家で自分にとって本当に大切なものに気がつき、そしてまた自分が進むべく道を見出す、そういうヒーローズ・ジャーニー的なストーリーになっています。

以下ネタバレがあります

この映画の面白いところは、映画の最後、父親の製麺屋を継がず、また自分の夢を追いかけていくところだと思います。

反発していた父親の死によって父親のスゴさ、生き様を知って、その仕事を無駄にしないために製麺屋を再会。そこでめでたしめでたしになれば、青い鳥の話と同じような感じである意味スッキリした終わり方になるのですが、香助の人生は香助の人生。

父親が製麺屋として人生を懸けたように、香助には香助の進む道があって、それを追いかけていくことが香助の人生になる。

そんな最後で、個人的にはそれがとても良かった。

人はいろんな夢を抱いて人生に期待します。しかし人にはそれぞれの道があります。結局どの道がいいのかというのは、自分にしか分からないことだと思います。

道を歩み、ときに迷い、挫折し、最初に戻ってくることもあるかもしれません。

しかし、なぜこの道を歩んでいくのか、そのことを忘れないで歩み続けていれば、最後には行きつく場所に辿りつく。最後には自分がいるべき場所に到着する。

そういうものだと思います。

エンタメやコメディ要素が強い映画なので、真面目感はないですが、個人的には香助が父親との関係を整理して、気持ち新たに前へ進んでいく姿は共感できました。

ただきちんと弟子のタクシードライバーには金を払って欲しいですが。

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