『カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話』の読書感想 – こんな世の中だから見つけ出したい、自分らしい生き方。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(文庫)カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話 (サンマーク文庫)

世の中は不平等で残酷かもしれない。だからそこから抜け出す生き方が必要だ。

木暮太一著『カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話』(サンマーク出版)の読書感想です。

この本について

人気マンガ『カイジ』から逆境を生き抜くための知恵を学ぶ本。

「生きたいように生きるか」それとも「死んだように生きるか」、「未来は、ぼくらの手の中」を現実にしていくためのヒントが満載です。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P20)

大金を得ても、仕事を変えても、それだけでは人生は変わらない。

人生を変えるために本当に大切なのは、自分の考え方そのものを変えること。自分の考え方を変えれば、生き方そのものを変えることができる。

自己実現社会の鉄則(P49)

平等で開かれた社会の良いところは、自分次第でいくらでもチャンスがつかめること。

逆に言えば、チャンスをつかむために自分自身を管理し、行動し、努力する必要がある。そして失敗しようが成功しようが、最終的には全ては自己責任となる。

なぜ減点方式はダメなのか(P73)

人を評価するには、加点方式と減点方式がある。

減点方式は、最初の持ち点を与え、ミスをするとそこから点数を減らしていく方式。逆に、何か良いことをしても、持ち点が加点されることはない。

減点式の場合、意識が「失敗しないようにしよう」と注意深くなるので、ミスを減らすことができる一方、失敗を恐れて、どうしても保守的、消極的になってしまう。

早い話、減点式の場合は意識がどうしても「失敗するくらいなら何もしない=行動しない」になりやすい。

そのため、新しいことに挑戦せず、「何もしなければ問題ない」という、事なかれ主義に陥っていく。やがて減点式の組織はどんどんと停滞していく。

お金は自分で手に入れなければ意味がない(P111)

親の遺産を相続したり、宝くじで大金を得るなど、偶然の力でお金を手に入れても幸せになれない。

というのは、それは自分の力で手に入れたわけではないので、再現性がないから。

自分から自力でお金持ちになった人は、かりに全てのお金を失ったとしても、それまで培った経験、ノウハウをもとに、再起し、またお金を稼ぐことができる。

しかし、何の知識や経験もないまま偶然手に入ってしまったお金は、使ってしまえばそれでお終い。だから失うことへの恐怖が激しくなり、いくらお金が手元にあっても安心できない。

結局人は、自分自身の力で、自分に見合ったものを手にしていくのが良い。

出会いについて(P113)

世の中には、たった一度の出会いで人生が変わってしまう、そんな貴重な出会いがある。素晴らしい出会いにめぐり合えば、人生はガラリと変わる。

だからこそ人との出会いは大切にしたいが、ムダに人脈を広げても意味がない。

人脈とは相手が自分と関わることにメリットを感じている人のこと。そして必要なときに必要な関係が持てること。

名前だけ知っている、名刺を交換した、そんなものは人脈でも何でもない。

人脈を作ることは、人からひと目置かれる自分になるということ。自分に何か魅力があってこそ、必要な人脈が出来上がる。

不平等に慣れる(P186)

世の中は不平等が前提。生まれつき恵まれている人もいるし、最初から詰み状態の人もいる。イケメンもいるしブオトコもいるし、モテる人もいるしモテない人もいる。

そして、世の中を生きていく上で絶対に不平等はなくならない。不平等があるという前提で世の中を生きていく必要がある。

自分を大切にするということ(P234)

自分のことは結局、自分にしか分からない。

自分が何をすればいいかが分かるのは自分。だからもっと自分の意見や考えを大事にしていい。それが、自分を大切にするということ。

人生を変えるということ(P268)

人生を変えることは、今日今から、考え方を変えるということ。

考え方が変われば行動が変わる。行動が変われば今までとは違うことが起こる。やがて人生が変わっていく。

感想など

マンガの『カイジ』をテーマにした自己啓発的な本。

「どん底からはいあがる」というタイトルですが、内容的にはどうやって世の中を生きていけばいいか、自分自身とどう向き合うかなど、自己啓発的な内容が多いです。

個人的に印象に残ったのは、

「世の中は不平等なんだから、それを受けれなさい。不平等を前提に考えなさい」

という話や、

「人生を変えることは考え方を変えること。結局自分の考え方が変わらなければ、何も変わらない」

という話。

マイクロソフトのあの方ですら「人生は平等ではない、それに慣れろ」ということを言っていますが、世の中恵まれた人もいれば、そうでない人もいます。

だからもし自分の人生が何かで恵まれていなかったとしても、それに文句を言っているだけではなにも変えることはできません。

では自分の人生に納得するためにはどうすればいいのか、どのように考え方を変えていけばいいのか?

そう気になったらこの本を読む価値があります。文章は淡々としているようで、熱いメッセージを感じることができます。

確かに世の中不平等だけど、しかしそれでも、人生は捨てたものじゃない。そのことを実感できます。

本はこちら
関連記事
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク