『乱読のセレンディピティ』の読書感想 – 乱読が正義である理由

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乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

本で思いがけないことを発見する。

外山滋比古著『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)の読書感想です。

この本について

乱読のススメ的なエッセイ。

「本のジャンルは気にするな、好きなのを読めば良い」

「本は身ゼニを切る」

「本を読んでも賢くなった気になるな」

など、いかに本を読むべきか、読書についての様々なエッセイが満載。

本を読むことは本当に意味深く、いろんな可能性があることを実感させられる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

本を買う理由(P17)

本はお金を払って買う。もらった本、借りた本はためにならない。

自分でお金を出した本を読む。だから意味がある。身ゼニを切るからこそ、本から予想以上のものを学ぶことができる。

本は好きに読む(P22)

本は自分の判断で選び、自分のお金で買う。面白ければどんどん読めばいいし、つまらなくなったらやめたらいい。読書に「すべき」は不要。手当たり次第買って読めばいい。

知識と思考(P58)

読書をしていると、たくさん知識が身につくので、つい自分が賢くなったような錯覚に陥るが、それでは本の虫になって、自分の思考力を弱めてしまう。

知識だけ知っていて、実際の経験は少ない。そんな人間力が低い読書家になってはダメ。

乱読のメリット(P85)

専門バカは一つのジャンルしか読まないが、それでは視野が狭くなってしまう。

本はジャンルを気にせずどんどん読む。興味にまかせてひたすら読む。そうすれば、視野が広がり、そこから思いがけぬ発見がある。

感想など

「セレンディピティ」(=思わぬ偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること)という言葉が気になって読んでみた本。

ジャンルを限定せずに本を読む。それによって専門バカにならず、幅広い視野が獲得でき、思ってみない新しいものが得られる。

それが乱読の良いところということで、ともかく本は好きに読むのが一番ですよ、というのが本書の内容です。

確かに、本は、ふと何気に手に取った本とか、何となく読みたくなった本から思わぬ発見というか、今必要としている情報が手に入ったりします。

だから読書は自由、感覚にまかせて好きに乱読していけばいいう主張は本当にそうだな、と。

気になる偶然を追っていくと、そこから思いがけない発見がある。まぁそれが読書の楽しさでもありますし、豊かさでもあります。

本を読むときは、そこから何か得ようと気合を入れなくていい。ただ面白そうなもの、興味がわいたものをどんどん読んでいく。

本当は、それだけでいいのかもしれませんね。

本はこちら
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