『自信がある人に変わるたった1つの方法』の読書感想 – 先が見えないこんな時代だからこそ、「折れない心」を手に入れる価値がある

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自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法

不安の後ろには自信のなさがあり、だから自信はこうやって身につける!

下園壮太著『自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法』(朝日新聞出版)の読書感想です。

この本について

自衛隊でメンタルトレーニングを担当してきたという著者による心を鍛える方法。

メンタルタフネスは先が見えない世の中を生き抜くために必要な力。ちょっとやそっとでは心折れない、感情に振り回されない精神力を身につけるためのノウハウが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

自信がない人の特徴(P16)

自信がない人は、行動が消極的で、引っ込み思案になってしまう傾向がある。なぜそうなってしまうのかというと、その根本には失敗を恐れる気持ちがある。

失敗することを大きく捉えすぎ、「もし失敗したらどうしよう・・・」と気持ちが負けてしまう。だから消極的になってしまう

また、失敗をすることによって、周りからバカにされるのではないか、笑われるのではないか、そういった人の目を気にする気持ちも強い。

失敗して目立ちたくない、だからなかなか動けない。行動を起こせないので、自信を持つことができない。

自信はイメージ(P24)

自信=記憶に基づいたイメージ。自分、体験、課題、これらに対する相対的な関係でイメージが決まり、自信の強さとなってくる。

自信の種類(P26)

自信には様々なタイプがある。それらがまとまって、総合的な自信になる。自信の種類を分類すると、次の3つになる。

1・「できる・できない」という認識。

例)テニスができる、女を口説けるなど。

この種の自信をつけるためには、「できた!」という成功体験を積むこと。

2・生きていける自信

身体、生き方の自信。環境が変わっても自分は上手くやっていける、健康で元気にやっていけるという自信。

この自信は、病気や気持ちの落ち込み、環境の変化によって損なわれることがあり、その人の状況によって自信がグラついてしまう。

3・人間関係の自信

集団の中で上手くやっていく、人と親密な関係を築けるなど、人間関係全般の自信。

人間の目的は、自分のDNAを次世代へつなげ、残していくこと。そのために、自分だけではなく、他の人と上手く関係を築く力が必要とされる。

そこで、人と上手くやったり、異性から愛されることが自信となっていく。

ダメ出しは自信を失うための簡単な方法(P54)

自信がない人間になるための簡単な方法は、つねに自分にダメ出しをすること。

「私はここがダメ」「このやり方がダメ」と、いつも自分にダメ出しをしていけばいい。そうすれば、簡単に自信のない人間になれる。

ダメ出しをすることは、「~べき(少なくとも自分はこうあるべき)」という基準にがんじがらめにされていること。

無遠慮なダメ出しを自分にしている限り、自信は回復しない。

表現欲求について(P67)

人は、嬉しいときより苦しいときの方が表現欲求が強くなる。無意識のうち、人に助けを求めてしまう。

過激な書き込みをネットにする人は、本当は誰かに助けてもらいたくて、そんな書き込みをしているのかもしれない。

日本人気質と西洋人気質について(P81)

日本人には日本人の、西洋人には西洋人の、それぞれ独自の気質がある。

日本人は共同稲作社会で、仕事を効率良く終わらせるために皆で協力して仕事をする、そんな社会の中で生きていきた。競争するのではなく、強調していく姿勢が大切にされてきた。

そのため、日本人は「周囲から自分は受け入れているのか、信頼されているのか」という仲間意識をとても気にする。

一方、西洋人は狩猟社会で、狩りという比較的結果が明白な世界で生きたため、白黒の結果にこだわる。そのため、勝利こそ全てで、考え方も合理的。

目標について(P94)

「~を実現する」という目標。

一般的に、目標を立ててコツコツ頑張っていくことは良いことのように考えられているが、目標を立てて頑張ることが必ずしも良いこととは言えない。

世の中一寸先は闇。コツコツ頑張っていても、突然の不運で全てが台無しになってしまうこともある。

そのため、目標を立てるにも、長期で目標を立てた方がいい場合と、「○日だけ頑張ってみよう」というように、短期で考えて頑張った方がいいこともある。

要は柔軟性。目標目標と重く考えず、したいこと、やりたいことに応じて、柔軟に取り組むことが大切。

日本人は人との関係性で自分を見つける民族(P102)

日本人は自己主張して目立つのが向いていない民族。

「俺はこうしたいんだ!」と自分の欲求をガムシャラに追い求めていくのではなく、他の人がやっていること自分もやって、自分と周囲、バランスのなかで自分の役割を見つけていく。

なので、旅に出たり自分探しをしたりしても、根本的に人生を変えるような結果を得られるのは難しい。

日本人の場合、一人で自分探しするくらいなら、集団のなかに飛び込み、そこで自分の役割を見つける方が、案外幸せになれるのかもしれない

サイコーの評価法則(P129)

物事の評価はポジティブすぎてもダメだし、ネガティブすぎてもダメ。

大切なのはバランス、物事を評価するなら、良いところ3つ、悪いところ1つ、改善策1つの「サイコーの評価法則」で判断する。

こうすることで、陰陽偏らず、バランス良く物事を評価することができる。

感想など

「自衛隊メンタル教官が教える」という文言に惹かれ購入。

心の強さ、自信についての基本的な考え方から、「ではどうすればいいの?」が具体的に書かれている印象。いくつかの練習は、今すぐにでも始められるのでとても勉強になります。

私はどちらかというとメンタルが強くない人間で、本当に気持ちというかそのときの精神状態は、態度、振る舞い、仕事の結果に出てしまうのだなと実感するこの頃(´・ω・`)

「鋼の心を手に入れるぞ!」という気持ちはありませんが(硬すぎるのはかえって折れやすい)、何があっても風の如くサラリと受け流せる柔らかさのある心が理想的。

やっぱり心がタフというか、強いのは先が見えない今の世の中を生きていく上で、絶対に大きな武器になると思います。

折れない心を手に入れるため、一日一歩、この本のノウハウを参考に頑張りたいと思います。

本はこちら
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