『スナフキンの名言集』の読書感想 – こんなカッコいい言葉をさらりと言ってみたい。

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スナフキンの名言集

放浪の自由人の至極の名言集をじっくり味わう。

トーベ・ヤンソン著、渡部翠訳『スナフキンの名言集』(講談社)の読書感想です。

この本について

ムーミンでお馴染み、自由で飄々とした哲学的なキャラクター、スナフキンの名言を集めた本。といっても、ボリュームはそれほどなく、サクサク読める程度のあっさりした内容の本です。

・海と森の思索

「雷は、来るときには来るのさ。」(P14)

・穏やかさと安らぎと美しさ

「あんまり誰かを崇拝したら、ほんとの自由は、得られないんだぜ。」(P19)

・自分でいられる幸せ

「ムーミン谷へ?ぼくは、ぼくの気が向いたときに、帰るのさ!」(P23)

・所有と自由

「ものは、自分のものにしたくなったとたんに、あらゆる面倒が、ふりかかってくるものさ。運んだり、番をしたり・・・。ぼくは、どんなものであろうと、見るだけにしている。立ち去るときには、ぜんぶ、この頭の中に、しまっていくんだ。重いかばんを、うんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからね!」(P46)

という具合、テーマごと、スナフキンの名言をサラッと楽しむことができる内容になっています。

感想など

正直、ムーミンは読んだことがなくて、スナフキン=放浪の自由なキャラくらいの印象しかないのですが、その飄々としたキャラは、強い親しみを感じます。

風のようにフラッと現れて、そしてどこかに消えていく。物事に執着なく、自由気まま、己の好きなように生きていくスナフキン的な生き様というのは、男として大いに憧れるところがあります。

「自由」という言葉は青臭くて、いい年をした大人が現実の世界で口に出すと、とたんに陳腐なものになってしまい、周囲から厳しい目を向けられるもの。

それでも、心の片隅のどこかで、「俺はこう生きたい、何にも縛られず自由に生きたい!」という理想の人生を思い描いておきたいもの。

物事に良い意味で執着せず、気分のまましたいことをしていく。あっちやこっち、東西南北自由に旅をして、様々な場所でいろんな経験を積んでいく。

人生は一度きり。やる後悔よりやらない後悔。だからこそ、「したい!」と思うことができる自由くらいは持ちたいもの。

スナフキンのように、気分のまま自由に思った通り、人生を楽しみたいものです。

本の詳細はこちら

スナフキンの名言集

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