『幸せな選択、不幸な選択』の読書感想 – 幸せか不幸か、それはこの選択の差

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幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする

幸せになりたい?そう思ったらこんな合理的な方法が。

ポール・ドーラン『幸せな選択、不幸な選択』(早川書房)の読書感想です。

この本について

人のどんな行動が幸せを高めるのかを研究した行動科学の本。

どんな行動をすると幸せになりやすくて、どんな行動をすれば不幸になりやすいのか。人間の特性を知ってコントロールすることで、毎日がもっともっと、幸せになれるかも。

以下、本書の読書メモです。

幸せの第一歩(P21)

幸せになるための第一歩は、何に注意を向けて何に注意を向けないのか、その選択をすること。お金、人間関係、何にどの程度の関心を注ぐのか、それによって、受け取る幸福度が変化する。

幸福とは(P28)

幸福=快楽とやりがいが持続すること。

目の前ばかりにとらわれない(P47)

明日のことより今日のこと、明後日のことより明日のこと、人は遠い未来のことより、目の前のことに意識を奪われる。

現在を何より優先してしまうあまり、近視眼的になりがちで、目の前のことばかり見ていると、夢や将来のこと、人生で大切なものを見失う。

幸福製造のプロセス(P88)

幸福製造のプロセスとは、何に注意を向けるのか、注意を割り振る作業のこと

日々の出来事に対し、何にどの程度注意を向けるかによって、受け取る刺激が変わる。それによって、幸福感が変化していく。

頑張るのもほどほどに(P128)

「○○を実現したい!」という願望を実現するため、全力で頑張る。それは、特定の目標を実現する意味では役立つが、幸福という最も大切なものを犠牲にしてしまう。

特定の目標実現のため、健康や幸福を失ってしまっては、人生全体として豊かとは言いがたい。頑張るのもほどほどにしておくこと。

人は過去から学ばない(P148)

「賢者は歴史から学び、愚者は経験に学ぶ」というが、過去の経験から学ぶ人は少ない。

人は同じような失敗を繰り返し、同じような失敗をする傾向があるので、何度か繰り返される失敗があれば、そのことに気がつくことが改善の第一歩。

確証バイアスについて(P155)

人は自分が見たいと思うものだけを見る。自分が正しいと思うことを肯定するような証拠を集めたがる。

自分の信念に「不都合」な証拠は見ないようにする。これを、確証バイアスと言う。

目標を決めるなら(P212)

「○○を実現したい」そんな目標を持つのであれば、まず前提として、それを実現することで、幸せになれる目標を選ぶこと。

そして、それが達成できなくても辛い思いをしないこと、結果に対してある程度コントロールできる目標を選ぶこと。

周囲という環境(P220)

人は環境に影響される。周囲にどんな人がいるか、彼らといるとどんな気持ちになるのか、それが幸福感に影響を及ぼす。

幸せなお金の使い方(P231)

幸福度が高いお金の使い方のポイントは、モノより経験・体験にお金を使うこと。誰かと食事すること、旅行に行くこと、経験・体験にお金を使う方が、幸せになれる。

幸福度を高めるために(P236)

幸せ感を上げるコツは、日々、普段とは違うこと、新しい経験を少しづつしていくこと。普段しないこと、新しいことに挑戦することが、刺激となり、幸せな気持ちを高めてくれる。

感想など

「幸福になりやすい行動を知って、日々の生活に取り入れてみましょう、それによって幸福になりやすくなります」という、合理的な幸福論。

人生の因果関係は、数値のように明白ではなくて、「こうすれば絶対に幸せになれる!」というものはないかもしれませんが、傾向のようなものはあるのかも。

この本を読んで、幸福になりやすくなる選択を取り入れることで、もしかしたら、「前よりも幸せになった」と感じる機会が増えるかも。

本はこちら
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