『フリーランスの教科書』の読書感想 – フリーランスの現実的な話をこの本で

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フリーランスの教科書

契約や税金、保険や年金。地に足がつけたフリーランスの話。

見田村元宣、内海正人著『フリーランスの教科書』(星海社新書)です。

この本について

税理士と社会保険労務士が書いたフリーランスの本。

内容は、仕事の契約から税金、保険、年金などの現実的な話が中心。「フリーランスになるなら最低限、この話は知っておけ」というリアルな話が勉強できる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

自由には責任が伴う(P5)

フリーランスは自由人ではなく、全てを引き受ける人。何が起こっても、自分自身が全てを受け入れ、責任を負う。

フリーランスとサラリーマンの違い(P23)

フリーランスは個人事業主で、稼いだギャラは給与ではなく、事業所得。

仕事は外注で案件ごとの業務を委託。納期に仕事を済ませてることができれば、時間や場所の拘束はなし。仕事の経費は自前。

一方、サラリーマンは、時間と場所に拘束を受ける雇用関係で働く人のこと。

経費や設備は雇用主の会社負担で使え、一定期間働くと、社会保険にも加入する。

仕事は原則会社負担のため、自分であれこれ経費のことを考える必要がない。「仕事をする」という立場では、恵まれている。

ただし普通の会社に限る。経費が出ない会社や自爆営業させられる会社もある。)

最低限契約書で記載しておきたい内容(P33)

フリーランスに必要なのが契約書(業務依頼書)。

難しいことは必要なく、最低限、

1・スケジュール(納期)

2・仕事内容

3・報酬と支払日

この3点が記載された契約書を用意するとよい。

また、発注内容をまとめた確認のメールは先方に送っておく。こうすることで、後日のトラブルを予防できる。

仕事を選ぶのも1つの考え方(P40)

フリーランスの稼ぎは報酬単価次第。安い報酬で仕事を引き受けていては、「収入も頭打ち、大変な割に稼げない」という状態になることも。

自分を安売りせず、仕事は「集中と選択」、したい仕事、やりたいジャンルなど、真剣に考える。

働き方に収益性という考えを(P43)

フリーランスは成果報酬。

ダラダラ働くのではなく、時間辺りどれくらいの収益が確保できるのかを考え、仕事をする。

フリーランスのセーフティーネットは心細い(P124)

フリーランスは個人事業主。労災保険や雇用保険には加入できない。

健康保険と国民年金がせいぜいで、セーフティーネットとしては非常に心もとない。保障や万が一のことは、自分なりに考えておく。

感想など

契約や税金など、フリーランスの現実的な話が勉強できる本。

フリーランスとして独立当初、帳簿付けや確定申告を甘く見て、面倒な思いをしましたが、やはり現実の話なくして、フリーランスとして働き続けるのは難しいところ。

現実的な話は耳が痛いところもありますが、夢は壮大に、しかし地に足をつけ、着実に進んでいくのが大切だと感じています。

この本では、フリーランスとして働くというのは税金的にどうなるのか、どんな保障があるのか、何に注意しなければいけないのか、しっかり勉強できます。

フリーランスとして働くことを検討している方は、一読をオススメします。

本はこちら

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