ギターの歴史はこうして切り拓かれた。『世界で一番美しいアメリカン・ギター大名鑑』を読む

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世界で一番美しいアメリカン・ギター大名鑑 ヴィジュアルでたどるヴィンテージ・ギターの歴史

アメリカンギターの歴史を豪華ビジュアルで味わう!

1830年から現代へ至るまで、アメリカのギターの歴史を、写真満載で楽しめる本『世界で一番美しいアメリカン・ギター大名鑑』(DU BOOKS)の読書感想です。

内容など

C・F・マーティンがアメリカ、ニューヨークへ移住した1833年から、ギブソンの創始者オーヴィル・ギブソンが1890年代に発表したマンドリンやギターなど、歴史的なギターから現代の名器、300本以上のギターの写真が収録されています

しかも、ギターのヴィジュアルと同時に、ギターの歴史や特徴を解説したテキストも。文字量もかなりあるので、読み応えもたっぷりあります。どんな背景で、ギターが生まれたのか、うんちくを勉強するのにピッタリ。

年代ごと、掲載されているギターの写真は次の通りです。

1830年~1890年

マーティンの初期のギター、ギブソンのマンドリンなど、歴史的なギターのヴィジュアルが掲載されています。形だけ見れば、今のアコギとそう変わらないように見えるギターもたくさんあります。

1900年~1940年

ドレッドノートタイプのアコギ、fホールモデルのギター、リゾネーターギター、エレキの元祖など、現代ギターのモデルとなった数々の名器が掲載されています。ちょっとめずらしいハープギターの写真もあります。

1950年代~現代

ギブソンのセミアコやレスポール、フェンダーのストラト、リッケンバッカーなど、ロック全盛の名器がズラリ。ポール・リード・スミスなど、高級楽器の写真もあります。

感想など

およそ160ページに渡り、全てオールカラーのギター写真+ギターの説明という構成。ヴィジュアルも豪華かつ解説も丁寧。とても濃い内容の本でした。

個人的にはエレキよりもアコギに興味があって、この本を購入したのですが、この本で昔のマーティンの写真で見ると、ギターの歴史にしみじみしてしまいます。

アコギに関して言えば、C・F・マーティンによって製作された170年前近くのギターが、形の面で現代のギターとほとんど変わっていないのは驚愕。「マーティンがギターの歴史を作った」という言葉が、紛れも無い真実のように思います。

優れたオリジナルのものは不易流行、これからも生き残り続けていくものなのかもしれません。

本の詳細はこちら

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