『常識の壁をこえて』の読書感想 – 成功する秘訣は自分の頭で考えること

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常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学

常識やルールを鵜呑みにせず、まずは自分の頭で考えることから。

ダン・S・ケネディ著『常識の壁をこえて』(阪急コミュニケーションズ)です。

この本について

アメリカの有名マーケッター、ダン・S・ケネディの自己啓発本。

「常識を疑え、自分の頭で考えろ!」というのがこの本のテーマで、人生で成功をおさめるにはどうすればよいのか、物事をどのように考えて行動すればいいのか、刺激的なヒントが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

自分の頭で考える(P7)

今、自分が置かれている状況を認識して、そこでどうすればいいか、自分の頭で考えて行動する。これが基本。

「謙譲の美徳」や「実るほど頭を垂れる稲穂かな」など、「こうあるべき、こうすべき、こう振る舞うべき」と世間で言われていることが正しいか正しくないかは状況による。

大切なのは、今の自分の環境にあわせた、柔軟な行動をすること。

「成功する人はポジティブである」というのはウソ(P33)

一般的に、成功する人は、努力家でポジティブ、前向きで明るいといった、「良い人」のイメージがある。

ポジティブな目標を持ち、ひたむきに努力、それによって成功したと思われているが、現実とは違う。成功した人のなかにはネガティブな感情や動機がきっかけで成功した人も多い

一般の成功本は、明るく高潔、ネガティブを毛嫌いして、「人間として正しくあれ」というような綺麗事に満ちている。そして、ポジティブに思考することが成功への道だと説いている。

しかし、現実問題、それは嘘っぱち。不安や恐怖、欲望が行動の動機となり、金持ちになった人もいる。彼らは思ってだってそれを口にしないが、成功した動機には、ネガティブな感情や動機がある。

人生、無理やりポジティブに考える必要はない。現実的な目標を立て、状況に応じて柔軟に行動していけばいい。

結局やってみないと分からない(P47)

人にはそれぞれ向き不向きがあり、実際にやってみないと適正を判断できない。

したいことがあればやってみればいい。素質や適正など考えず、やってみる。コツコツやれば、大体のことはできる。

どうしても無理なことはやめればいい。

大学に通うのは誰かに雇われるための準備期間(P56)

大学に通うことは、医者や研究者、教師などの専門職志望をのぞいて、多くが企業に雇われ就職するための準備にしかならない。

現状、今の大学はサラリーマンの養成機関であって、独立を目指す人は大学に通うメリットはない。

適性料金を請求する(P71)

ビジネスで成功したいならむやみに「与えない」こと。

自分のスキルに適正料金をつけ、堂々とそれを主張する。謙虚であることは人間的に良いかもしれないが、謙虚さにこだわればビジネスで損をこく。

理想ではなく現実を(P87)

理想や理念に基づいた行動は素晴らしいかもしれないが、世の中には「現実」というものがある。

現実を直視せず、イメージや理想だけで行動すると、やがては行き詰まり、理想もただの空想になる。

大切なのは、現実を直視して、最善の行動をすること。理想や夢も大切だが、今この瞬間の現実を無視してはいけない。

忍耐力は時に有害(P106)

一般的に、継続は力なり、忍耐力を持ち粘り強く1つのことに取り組むことが大切だと思われているが、場合によっては忍耐力が有害になる。

どうしようもなく無理な環境で我慢したり、不可能なことをムダに追い求めて努力を「継続」していても、それは時間のムダに終わる。

ダメならダメ、失敗したことはサッサと見切りをつけ、別の方法やアイディアを試すこと。同じやり方で頑張っていても、忍耐力は報われない。近道を探す。

長く続けられる仕事の見つけ方(P122)

仕事探しは人生の大事なポイント。下らない仕事、忍耐のいる仕事を我慢して続ける必要はない

いろんな仕事を経験して、無理なく続けられた仕事が、一番自分に向いている仕事。それを続ければいい。自然に続けられる仕事が一番。

運は確かにある(P127)

世の中にはツイていて何をしても上手くいく人がいる。

運というのは確かにあって、運については完全に個人の努力の範疇外。運がなければ嘆くのではなく、幸運が訪れそうな場所を探し、そこに身を置く努力をする。

客を切るポイントを決めておく(P145)

お客様は神様ではない。

面倒な要求、理不尽な要求をする客は客ではない。ビジネスをする場合は、「ここで切る」というポイントを決めておき、態度が悪い客や、非常識な要求をする客は、遠慮なく切ること。

常識を疑う(P232)

世の中の常識やルールを疑うこと。自分の頭で考えて判断すること。自分のやり方で、成功をつかむこと。

感想など

「常識を鵜呑みにして思考停止するな。」

「忍耐?そんなものは必要ない。ダメなら別の方法を探することだ。」

など、爽快で刺激的な本でした。

アメリカ発の自己啓発本はキレイ事というか、「善人であれ、ポジティブであれ」的な内容が多くて辟易するのですが、この本は私も素直に読むことができました。

この本を読むことで、常識を疑い自分の頭で考えることの大切さが説かれている本で、人と違う発想にこそ、チャンスと成功があることが分かります。

状況を見渡して、自分の頭で考え、判断して行動。「これが常識」とそこで止まるのではなく、常に新しい可能性を見つけていくことが大切で、そこに人生の楽しみがある。

普段何気なくしていること、周囲の人が言っていることを疑ってみる。そこから、人生が変わりだすのかもしれません。

本の詳細はこちら

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