『アメリカの大学の裏側』の読書感想 – 学費だけで年500万!?アメリカの大学のリアル

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教育もお金次第。何かを学ぶにはお金がかかる。

アキ・ロバーツ、竹内洋著『アメリカの大学の裏側』(朝日新書)の読書感想です。

この本について

アメリカの助教授がアメリカの大学の実像について説明している本。

アメリカの大学の教授の待遇、アメリカの大学での働く側の格差(クビにならない教授と非常勤教師の話)、学費の話、入試制度など、「へぇ、そうなんだ」と驚く話が満載です。

特に印象的だったのは学費の話。

日本では学生の奨学金問題(奨学金というか借金ですよね)など、様々な問題がありますが、それはアメリカも同じ。

アメリカの大学の学費の高さは有名で、向こうの学生も、奨学金でクビが回らなくなってダメになってしまうことが多いようです。

学費が高すぎて破産?

特に驚いたのは、名門大学の学費の高さ。

アメリカの名門大学(アイビーリーグ)に入学するには優秀なだけではダメ。年間数百万、なかには年500万以上(!)の学費が必要な大学も。

「結局は金がないと学ぶチャンスすらない」という資本主義社会の冷徹な現実が垣間見れた気がして、複雑な気持ち。

日本でいうと私立の医大に行かせるくらいの学費になりますが、それだけの学費を払える親がどれくらいいるのだろうか?

もしくは完全自己責任で奨学金で学ぶにしても、親に学費を払ってもらって勉強できる学生と自分で学費を払う苦学生、その差は果てしないと思います。

日本の場合は

ただ、日本の場合は、入学する価値があるかどうか疑わしい大学も多い現実はあるのも確か。

大学は役人の天下り先になっていて、少子化なのに大学の数が多過ぎるのが現状。それに大学でも「学級崩壊」が起こったり、学費以外の面でいろいろ問題があるよう。

なので問題は単純ではないですが、今の日本社会はどうしても新卒採用絶対主義。まともな会社に採用されようと思ったら大学を出ないといけない。

いろいろ仕方ないところもあるのですが、何にせよお金。

アメリカだろうと日本だろうと、子どもができたら教育費。大学のお金。子どもの将来を考えるなら、そこだけはしっかりやっていかないといけない。

本当に教育って、大変ですね。

本はこちら
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