講義ノートは不変。なぜならそこに需要と必要性があるから

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ノートとペン

私が学生の頃、大学の近くに講義ノートを売っている店がありました。

講義ノートとは、いわゆる一般教養の講義の板書やレジュメをノートにしたもので、講義をサボるダメ学生には救世主であり、きちんと真面目に講義を受けている学生には手軽にできる副業(?)として人気でした。

きちんと講義を受けノートを書く。それを講義ノート屋に売ってお金をもらう。そんな仕組みになっているのですが、私も学生の頃はこの講義ノートにお世話になった口。

当時の私はサボり常習のダメ学生だったので、出席が取られない一般教養の講義なんかは、講義ノートを買って、一度も講義に出なかったこともあります。

先日東京出張に行った際にお会いした先方が奇偶にも同じ大学で、それで講義ノートの話になったのですが、どうやらこのビジネスは未だに続いているよう。

それで、これはビジネスモデルとして非常に面白い話かもしれない、という話になって大いに盛り上がりました。

大学時代の価値は時間にあり

大学は勉強をするところだけれども、大学時代という貴重な時間を講義に費やすのはもったいない。

それなら、簡単に取れる講義は極力サボってスルーして、いかに大学に通わずに自分の自由な時間を確保するか。それが至上命題でした。

まぁ友人関係が多い人なら講義ノートなど頼らずとも良いのですが、私は一匹狼タイプだったので、講義ノートはとても重宝してました。

まぁ講義ノートもピンきりで、買う価値のないゴミのようなものもあるのですが、中には過去問の収録や、テストの出題ポイントを見逃さない素晴らしいノートもあります。

エディターのセンスと知能がそこには凝縮されており、多分、素晴らしい講義ノートを執筆した学生は、今頃きっと、優秀な編集者になっていることでしょう。

そんな具合、講義ノートをチェックして、「この講義は出席しなくても何とかなりそうだ」と分かれば一安心。安心して講義をサボることができましたが、本当になつかしい。

(講義ノートに頼り切って舐めプしていると不可をもらいます)

長い目で見ると、人生は自分が考えた通りになる?

かれこれ大学を卒業してはや10年。

私の場合、大学が関西だったので、講義をサボって奈良へ行ったり、京都御所で昼寝したり、鴨川デルタでまったり時間を過ごしたり、そんな特に何もしていないけれど、学生をしていた、そんな日々がとてもなつかしく感じます。

時間がある、ということが学生時代の最大の価値で、あの頃は将来について本当にいろんな希望を持ってましたね。そして若かった。

まぁ正直学生時代よりも今の人生の方が充実しているので、学生時代に戻りたいとは思いませんが(学生時代にいろいろ後悔もありますが)、そういう時代があったというのが本当に不思議な感じ。

あの頃はいろんな夢や計画がありましたが、良い意味で人生は自分の期待を裏切ってくれて、仕事、ライフスタイル、あらゆる面で学生当時には考えてもいなかった、自分なりの生き方を見つけることができました。

本当に人生どこでどうなるかは分からない。

でも思えば、大学時代にしてきたこと、考えてきたことというのは実はそれがどこかで意味があって、20代の頃、無意識に、漠然と考えてきたことが、実は今の自分の人生を作っているのではないか。

そんな気がします。

10年後の未来を作るために

そんな感じで、講義ノートの話をしていて、学生時代のことをいろいろ思い出したのですが、もし学生時代に戻るなら多分、また講義ノートを買ってお世話になります。

そして、講義をサボって空いた時間、自分が興味があることを勉強したり、外へ出ていろんなところへ行き、勇気を出す必要がある場面で勇気を出して行動を起こす。そんな学生時代を送りたい。

やっぱり学生の特権は時間の自由があること、そして自分のために思う存分時間を使えること、それにつきると思います。そして、自分のために時間を使えるというのは、とても大切なことだと思います。

人生どんなときもムダにしてはいけないものですが、自分の時間をどう使うかは自分次第。それは学生時代に限らず、どんなときも同じこと。

学生時代考えてきたこと、思ってきたことが今の自分の人生を作ったように、今考えていること、していることがこれからの10年を作るなら、今という時間を決してムダにしてはいけないのは確か。

社会人になると時間の余裕がなくなって、自分のことさえじっくり考えるのが難しくなってくるのですが、だからこそ、よりいっそう考える時間を作ることが大切で、それが未来への道を敷き詰めていくことになるはず。

そう思うこの頃です。

関連記事
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク